2024年 4月 26日 (金)

早朝需要狙うビジネス花盛り 外食、スーパー、英会話、音楽…

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   朝の時間帯を狙ったビジネスが活発化している。節電という目先の課題に加え、高齢化という構造要因で朝早くから活動する人が増えているためで、外食、スーパー、さらに英会話など「早朝需要」をめぐる争奪戦が激化している。

   2012年6月1日から全国で開店時刻を午前7時に、2時間繰り上げたのがスーパー最大手のイオンだ。総合スーパー「イオン」や食品スーパー「マックスバリュ」、小型店「まいばすけっと」など約1200店で実施。 

朝が早いシニア層に期待

   2011年は節電のために朝早くから活動する企業や個人が増え、イオンでも午前中の売り上げが増えたという。午前7時台は出勤途中の人などの需要をコンビニと駅の売店ががっちり押さえてきたが、スーパーにも寄ってもらおうという狙いだ。また、朝が早いシニア層が増える中で、将来的にも朝方の需要増加が見込めるという読みもある。9月初めまでの期間限定で、 170億円の売り上げ増を見込むというが、将来に向けた市場調査の意味合いもうかがえる。

   外食産業も朝に力を入れる。すかいらーくは主力の「ガスト」で、3月から、従来は500~600円台が中心だった朝食メニューに200~300円台を加えた。BLTサンドのセットなど399円3種、厚切りトースト+飲み物(240円)などをそろえた。

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