村上春樹さんが朝日新聞に寄稿 文化交流の破壊を危惧

印刷

   小説家の村上春樹さんが2012年9月28日付けの朝日新聞朝刊に、尖閣諸島・竹島をめぐる領土問題について、文学者の立場から事態を憂慮する長文のエッセーを寄せた。同紙は1面トップで要旨を紹介、3面で全文を掲載した。

   村上さんは、中国の多くの書店から日本人著者の書籍が姿を消したという報道に接し、「少なからぬショックを感じた」としながらも、「中国側の行動に対して、どうか報復的行動をとらないでいただきたい」「もしそんなことをすれば、それは我々の問題となって、我々自身に跳ね返ってくるだろう」と訴えるとともに、今回の問題により、東アジアの国家間で長年の努力の上に築かれてきた「魂が行き来する道筋」、すなわち文化交流が破壊されることへの危惧を示している。

   村上さんは、実務レベルで解決すべき領土問題に、熱狂する国民感情を「安酒の酔いに似ている」と表現。「ほんの数杯で人を酔っ払わせ、頭に血を上らせる」ような安酒を気前よく振る舞い、騒ぎを煽る政治家や論客の存在を指摘し、人々に「『我々は他国の文化に対し、たとえどのような事情があろうとしかるべき敬意を失うことはない』という静かな姿勢を示すこと」を呼びかけた。

   村上さんは、いま最も世界的に評価される日本人作家で、ノーベル文学賞の有力候補として毎年名が挙がっている。今年はとくに前評判が高い。

   2009年にイスラエルでおこなったエルサレム賞受賞スピーチの際には、「高く堅固な壁と卵があって、卵は壁にぶつかり割れる。そんな時に私は常に卵の側に立つ」などと高い壁を国家権力、卵を市民にたとえて自らの姿勢を表し、話題になった。

インヴァスト証券

   FX投資家の中には、専門家顔負けの熱心な投資家がいる。おそらくはそんな人が「勝ち組」なのかもしれないが、少なくとも初心者が「儲かった」という話はあまり聞かない。FX投資歴5年のサラリーマン・高山俊之さん(仮名)もそんな一人だ。続きを読む

PR 2016/11/17

役立つねっと

   社内研修や業務サポートをもっと手軽で簡単に。オール優を導入すると ビジネスが変わります・・・ 続きを読む

PR 2016/11/30

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter

このエントリーはコメント・口コミ受付を終了しました。

注目情報

生き残るために「仕事くれ!」次はあなたの会社へGO!

カス丸「クビ」の崖っぷち!?

向田邦子、阿久悠、秋元康の作品から、現代の女性像を紐解く。

「女性と文化」WEB公開講座
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中