森口氏関連報道で「7本が誤報」 日経新聞がおわびと検証記事掲載

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   iPS細胞の臨床応用をめぐり虚偽の発表をした森口尚史氏(48)に絡み、日本経済新聞は2012年11月6日付朝刊で、過去に同紙と日経産業新聞に掲載した森口氏の研究成果に関する記事12本中、7本に誤りがあったとする検証記事を掲載した。

   検証記事は15面下方に1ページの3分1ほどのスペースを割いて載せた。誤りがあったとしたのは、09年7月以降に両紙に掲載した7本で、いずれも森口氏の所属大学や肩書きを「米ハーバード大学研究員」として掲載していた。加えて、「記事に関連した森口氏の説明などに虚偽や不明な点があり、総合的に見て内容の信憑性が低いと考えました」と記している。

   検証記事の最後で日経新聞の鹿児島昌樹・科学技術部長は「研究者の肩書きや発表論文などの確認、共同研究者や別の専門家への照会など事実の裏付け取材と、取材情報の共有に注力し、再発防止に努めます」と書いている。

   なお10月中旬に読売新聞などが誤報した「iPS細胞から作った心筋の患者への移植」については、日経新聞にも同氏から情報提供があったが、記者の取材に詳細を明らかにしなかったことなどから、記事掲載は見送ったと説明している。

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