安倍首相就任会見でハプニング 官房副長官が突然倒れる

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   安倍晋三首相は2012年12月26日夜、首相官邸で就任後初めての記者会見に臨んだが、会見の後半には、同席していた杉田和博官房副長官(71)が、体調不良で突然倒れ、警護官(SP)に運び出されるというハプニングがあった。

   安倍氏が首相として会見するのは、07年9月24日に慶應義塾大学病院で行った退任会見以来5年3か月ぶり。首相会見では、首相の演台から向かって右側(上手)に黄色い椅子が4つ並べてあり、官房長官や副長官が同席するのが慣例になっている。

20分以上立ちっぱなしだった

周囲に体を支えられる杉田和博官房副長官(71)。この後、SPによって運び出された
周囲に体を支えられる杉田和博官房副長官(71)。この後、SPによって運び出された

   野田政権の首相会見では、冒頭の写真撮影が終わり、野田佳彦前首相の冒頭発言が始まるタイミングで、藤村修官房長官が3人の副長官らに着席を促していた。ところが、今回の安倍首相の会見では、冒頭発言どころか、質疑応答に入ってからも、4人は立ちっぱなしの状態が続いていた。異変が起こったのは、会見が始まってから約20分が経過してからだ。

   4つある椅子のうち、向かって一番右の椅子の前に立っていた杉田氏が突然よろめき、椅子にもたれかかった。一度は立ち上がったものの、「うー」とうなり声を上げながら、背もたれにのけぞる形で、けいれん状態に。SP2人に抱えられて会見場から運び出された。

   安倍首相は一瞬だけ答弁を中断したが、そのまま会見は続けられた。

   杉田氏は警察庁出身で、内閣危機管理監も務めたことがある。官房副長官の中でも事務方のトップにあたることから、危機管理上の問題を指摘する声も出たが、菅義偉官房長官は、首相会見後に改めて開いた会見で、

「ご心配をおかけした。今も会合で同席したが、すっかり大丈夫。脱水症状によって一時的に気分が不快だった。現在は回復しており、職務の遂行には全く問題ない」

と反論した。

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