オウム真理教の替え歌で投票呼びかけ 中学教諭のツイッターに批判相次ぐ

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   群馬県高崎市在住の公立中学校男性教諭が、かつてオウム真理教が衆院選に候補を立てたときに使った歌を投票呼びかけの替え歌にしてツイッターでつぶやき、批判が相次いでいる。

   この男性教諭は、1日に何回もツイートをしており、ネット上では、ある程度知られた存在のようだ。

「とーひょー、あさからとーひょー♬」

   参院選投開票日前日の2013年7月20日は、指導に行っている大学の部活動で学生たちが投票に行く気配がないとツイッターで嘆いた。自らも政治に興味がなく、何度も棄権したとしながらも、小選挙制になって選挙が面白くなったとし、「無関心はよくないよね」と書いた。

   そして、日本共産党のマスコットキャラがテーマソングなどで政治への関心を高めようとしているという報道を引き合いに出した後、こうつぶやいたのだ。

「とーひょー、とーひょー、とひょとひょ、とーひょー、あさからとーひょー♬」

   元の歌は、オウム真理教の教祖だった麻原彰晃死刑囚の名前をメロディーに乗せたものだ。

   すると、ツイッターでは、このつぶやきに対し、「不謹慎極まりない」などと非難が相次ぐ事態になった。「サリン事件で何人なくなった思ってんだ?まだ、苦しんでる人もいるのに」といった指摘や、実際に後遺症が残っている親族もいると怒る人も出た。

   そして、授業でこんな替え歌を歌っていないのかといった疑問が寄せられた。これに対し、男性教諭は、「生徒に選挙権ないですが」として、「なんでこうTweetそのまま授業でやると思うんですかね」と反論した。普通の大人なら、時と場所、場合に応じた教育をわきまえているともした。

   男性教諭は、翌21日もツイッターで弁明に追われた。

批判には「『臭いものには蓋』と変わらない」

   不謹慎だとの批判に対しては、「一見正しいことを言っているようだが、『臭いものには蓋』と変わらない」とツイッターで反論する。

   男性教師は、「日本人は嫌な事は早く忘れて目の前から消し去り日常に戻ろうとするバイアスが強すぎる」とし、「一連の麻原彰晃の歌はみんな聞いてみた方がいい。そしてなぜこんな集団が一定の支持を得たのかは今後も考えたい」などと説明している。

   自らにも、オウム信者になって警察に指名手配された友人がおり、出家した友人も数人いたとして、「なぜ、ああなってしまったのか。今でも考えている」と言う。男性教師は、オウム信者かとツイートで聞かれ、「オウムの話題を出すと『信者か』と言う方がよっぽど不謹慎ですね」と反論していた。

   なお、男性教諭は、反原発の立場を明確にしており、過去には、ツイッター上の放射線量測定を巡る発言で福島県の人から訴訟を起こされたことがある。また、お笑い芸人が「現時点では原発は必要」だと伝えた過去のツイッター・ダイレクトメッセージを無断で公開したと論議になり、男性教諭はこのとき、芸人が脱原発派と明かしたから公開してもいいと思ったと説明していた。

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