就職活動生の1割「本気で死にたい」 若者の「就活自殺」なぜ急増

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   10月に入り、2014年4月に入社する人向けの内定式が大半の企業で終わった。

   リーマンショック後の景気回復を背景に、13年度の就職活動は「雪解けムード」だとの声もあるが、逆に就職活動がうまくいかないことを苦にして自殺に追い込まれる人が急増している。一体何が起こっているのか。

4年連続で就活「とても厳しい」が減少

   「雪解けムード」は就職活動生を対象に行った調査結果にも反映されている。就職支援会社のディスコが13年7月、14年3月卒業予定の大学生を対象に行った調査によると、就職活動の厳しさについて聞いたところ、「とても厳しい」と回答した人が19.4%で、リーマンショック直後の09年(40.7%)をピークに4年連続で減少している。

   ところが、別の傾向を示すのが警察庁の統計だ。2012年に「就職失敗」を理由に自殺した20代は149人にのぼり、07年の60人から約2.5倍に急増しているのだ。20代全体の自殺者を見ると、07年は3309人なのに対して12年は9.7%減の3000人。「就活苦」を原因の自殺が際立って増えていることが分かる。

   自殺対策支援に取り組むNPO「ライフリンク」が13年3月に就職活動を行った大学生ら121人を対象に聞き取り調査を行っている。その中で、就活生の心情が明らかになっている。

   総じて社会に対してネガディブな印象を持っている人が多い。例えば、日本社会がいざという時に「援助してくれる」と答えた人は35.0%だったのに対して、「何もしてくれない」という回答が65.0%。正直者が「報われる社会だ」と考えている人が31.1%に対して、「バカを見る社会だ」と考える人が68.9%にのぼっている。

「不合格通知がきたときに『人間否定』されているように感じた」

   さらに、「自分を責める」傾向も明らかだ。「困難や問題に直面した時、どのように考えるか」という問いには、その原因を「外部の環境の中に探る」と答えた人は、わずか17.5%。「自分の中に探る」が82.5%と圧倒的に多かった。

   この傾向が反映されたのか、調査時点で本気で「死にたい」「消えたい」と考えている学生は10.0%にのぼり、「以前は考えたことがあったが、今はない」という学生も27.3%いた。

   自由記述の欄でも、「嬉しいこと」として「企業説明会を聞いて、心から『楽しそう』『働いてみたい』と思っている自分に気がついた」という前向きなものがある一方、「つらいこと」として「正解がないのが難しく、つらい」「面接試験で不合格通知がきたときに『人間否定』されているように感じた」といった深刻なものもある。

   「就職活動は~だ」という形で表現してもらう項目でも、「自分の知らなかった大人のスゴさを知る時」「楽しむ場」といった楽観的な声がある反面、「クソ社会を知る」「自己洗脳で乗り切るもの」「狂気」といった声も。

   景気の回復に関係なく、就職活動が生きるための活力を奪っている側面がうかがえる。 

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