ブランドランク最下位の茨城県が逆襲 綾部祐二と渡辺直美が「なめんなよ」

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   全国47都道府県で最も魅力がないと、不名誉なレッテルを張られたのが茨城県だ。人気の名産品や観光地は少なくないはずなのに、過去数年間は常に「ビリ争い」の常連となっている。

   県ではお笑い芸人を起用して必死に魅力を訴える。お堅いデザインが定番のウェブサイトにまで、大胆なビジュアルを取り入れた。

首都圏に近く「旅行先とのイメージわかない」

茨城県が「勝負」に出た?
茨城県が「勝負」に出た?

   茨城県では2013年7月1日、「いばらきを知ろう!大キャンペーン」を開始した。ブランド総合研究所の「地域ブランド調査」で、都道府県別では2009年から3年連続最下位、2012年にはひとつ順位を上げて46位となったが、低迷状態から抜け出したわけではなく、イメージアップを図るためにお笑い芸人の力を借りようと、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと提携したのだ。県全体としての大々的なPR作戦は初めてだという。

   橋本昌知事は、キャンペーンにより「(順位が)真ん中より上、できればひとケタへ」と抱負を語っていた。ところが、9月26日に発表された2013年度のランキングでは、またも最下位に逆戻りしてしまった。

   ここまで不人気なのはなぜか。県広報広聴課に取材すると、「首都圏に近いため、東京からみて『旅行先』というイメージがわかないのではないか」と話した。県としての魅力不足というよりは、週末に日帰りで訪れるような「日常生活の延長線上にある場所」という位置づけをされていると分析する。確かに調査を見ると群馬県44位、栃木県41位と北関東3県は軒並み順位が低く、埼玉県も45位と下位に沈んでいる。偕楽園や袋田の滝、筑波山と観光名所は決して少なくないが、例えば千葉県にある東京ディズニーランドや、世界遺産の栃木県・日光東照宮などと比べると、いささか地味な印象はぬぐえない。

   「万年最下位」を逆手にとり、県ではウェブサイトを大胆にデザインした。「いばらき宣伝隊長」を務める地元出身のお笑い芸人、ピース・綾部祐二さんと渡辺直美さんがリーゼントをキメた大写しの写真をトップに掲載、「47位の県?上等でございます」とキャッチコピーも挑発的だ。「これだけ情報が発達した世の中で、『知られてない』は、もはや魅力……わたしたち茨城は、知られていないだけで実力はある」と強調する。スローガンは「なめんなよいばらき県」。本気を出せばいける、見てろよ、という意気込みだ。

筑波山の次に出てきた「名所」は「食べ放題レストラン」

   J-CASTニュースが取材したところ、確かに現状で茨城県のイメージはいまひとつだった。「家族でしばしば筑波山に登ります」と話す都内在住の40代男性は、「東京の東側に住んでおり、常磐道を使えば茨城は行きやすい」という。だが、アクセスのよさ以外の魅力をたずねると「うーん」と言葉に詰まった。「自然が多いのは好きですが、ほかには……。過度に期待して行くと『何もない』状況にがっかりするかもしれません。私も、筑波山以外で頻繁に訪れる『名所』となると、食べ放題レストランぐらいですから」と苦笑した。

   住民にも話を聞いた。6年前に県南部の太平洋側の街に引っ越してきた女性は、「魅力度調査」で最下位の常連という現実に「分かる気がします」とこたえる。比較的安い価格でマイホームが持てる、田舎なのでのびのび育児ができる、という利点がある半面、例えば幼い子どもが病気になった場合、仕事に行くときに預け先が見当たらないなど不便な点もあるそうだ。街は「人が少ないさびしさがあります。海は波が結構荒く、海水浴を楽しむわけにもいきません」と明かす。「自然豊かな土地」と言うよりは、だだっ広い土地が続くだけでにぎわいのない裏さびれた印象だと繰り返した。

   もちろん茨城に魅力がないわけではない。県広報広聴課は、農林水産物の産出高が全国2位だと説明した。生産量日本一のメロンをはじめ、納豆やアンコウといった全国区の名産もある。「外部から来た人は『こんなにいいところだったんだ』と言ってくれますよ」と胸を張った。

   他県でも芸能人を起用して積極的にアピールしており、同じようなキャンペーンでは見逃されてしまう。今のところフェイスブックや電話を通して激励が相次いでいる。「とにかく、茨城に目を向けてもらわないことには始まりません」と、担当者は力を込めた。

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