猪瀬知事、「徳洲会」から5000万円 「選挙の資金ではない。個人の借り入れ」と釈明

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   東京都の猪瀬直樹知事が2012年12月の都知事選の前に、医療法人「徳洲会」グループから5000万円の資金提供を受けていたことが明らかになった。朝日新聞が13年11月22日の朝刊(東京14版)で報じ、知事は同日午後に2度にわたって経緯を説明。

   猪瀬知事は5000万円を受け取ったが、返済を済ませたことを明らかにした。だが、選挙の収支報告書には5000万円についての記載はない。借りた目的についても、発言を軌道修正している。

徳田議員から現金で受け取る

猪瀬直樹東京都知事(13年5月撮影)
猪瀬直樹東京都知事(13年5月撮影)

   猪瀬氏の選挙運動費用収支報告書の収入欄には、5000万円について記載はないが、選挙資金として借りたのであれば、記載する必要がある。

   13時の囲み取材では、

「もし選挙に使った場合には選挙費用の収支報告書に書くつもりでいた。まったく使わなかったので、そのまま残していた」
「きちんと後で資産公開で、もう一度書き直す必要があるかも知れない」

と、選挙を念頭に置いて5000万円を受け取ったことを示唆していたが、15時の定例会見では、

「選挙の資金ではない。個人の借り入れとして、たまたまお借りした」

と、これを翻したともとれる発言をした。

   猪瀬知事によると、5000万円は徳田毅衆院議員が現金で渡した。受け渡しの場所については「議員会館だったかもしれません」と話した。徳洲会が公職選挙法違反事件で東京地検の強制捜査を受けた後の9月下旬になって、猪瀬氏の秘書が徳田氏側に返還している。このタイミングについては、猪瀬氏は

「ある意味では偶然重なったところもある」

と述べた。

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