半年で39店一気に閉鎖 「東京チカラめし」何があったのか

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   牛丼の新たな勢力として台頭した「東京チカラめし」や、「270円均一」のメニューを打ち出した「金の蔵Jr.」や「東方見聞録」「月の雫」などを展開する、東証2部上場の外食チェーンの三光マーケティングフーズの業績が急速に悪化している。

   2014年6月期(通期)の業績予想を下方修正。従来の黒字予想から一転し、営業損益が24億円の赤字、当期純損益が44億円の赤字に陥る見通しを明らかにした。ここ数年で急激に勢力を伸ばしてきただけに、大幅な赤字修正に驚きもある。

売上高が20.8%も減った

「東京チカラめし」の勢いが失われている…(画像は、「東京チカラめし」のホームページ)
「東京チカラめし」の勢いが失われている…(画像は、「東京チカラめし」のホームページ)

   三光マーケティングフーズが2014年2月7日に発表した14年6月期第2四半期(13年7~12月期)決算によると、売上高は103億5300万円。前年同期に比べて20.8%も減った。営業損益は16億2500万円の赤字(前年同期は2億円の黒字)。純損益は30億9500万円の赤字(同2000万円の黒字)だった。

   「東京チカラめし」などの店舗閉鎖に伴う損失として3億3300万円、減損損失として4億2900万円をそれぞれ特別損失として計上したこと、また居酒屋チェーンの売上高が当初予想を下回ったことや、新たな業態の開発や既存店舗のリニューアルなどの先行投資にかかった費用がかさんだことが赤字の原因。売り上げが低迷するなか、円安による「東京チカラめし」などの食材の仕入れ価格の高騰で、売上原価率が急上昇したこともある。

   「東京チカラめし」は2011年6月に東京・池袋に1号店を出店して以降、大都市を中心に急拡大してきた。「焼き牛丼」(並盛330円)というスタイルと安さで、「吉野家」や「すき家」、「松屋」といった牛丼チェーンを猛追。しかし他の牛丼チェーンと同様に、13年には勢いに陰りが見え始め、アベノミクスによる景気回復の波をつかみ損ねている。

   三光フーズは、「コンビニなどに押されたこともあり、牛丼業界は全体的に厳しい状況に置かれていると認識しています」と話した。

   そこで行ったのが店舗の再編。130か店(2013年6月末時点)あった店舗を、13年7~12月の6か月で39か店(出店は7か店)も一気に閉鎖した。「短期間に出店したため、マーケットの規模に対して出店数が多かったエリアなどが発生しました。ちょうど3年目で見直しのタイミングだったこと、また消費税率の引き上げで、今後の収益力の低下が見込まれることから、不採算店舗を含め、思いきって見直しました」と説明する。

店舗閉鎖は居酒屋チェーンでも実施

   三光フーズによると、店舗閉鎖は居酒屋チェーンでも実施。2013年7~12月末までに、18か店を閉めた。「居酒屋チェーンの多くは1店舗あたりの広さもあります。件数的には『東京チカラめし』のほうが多いですが、費用は居酒屋チェーンのほうがかかります」と、金額がかさんだ理由を説明する。

   居酒屋チェーンの店舗は立地のよい、駅近くの商業ビルなどに入居するケースが多く、客足が低迷し売り上げが伸びなければ、採算をとるのは厳しい。また、「ビルの上の階にある店舗などは、業態転換も難しいので、結局は閉鎖するしかない」という。

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