2024年 4月 29日 (月)

「大人の中には、話し合いすらできないモンスターがいる」 「明日ママ」6話はクレーマーへの当てつけ!?

   物議を醸している日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」第6話が、2014年2月20日に放送された。

   関係団体から「子どもが傷つく」といった指摘を受け、日本テレビは「内容を見直す」と表明していた。これで一件落着にみえたが、6話の内容が「指摘」に対する皮肉ではないかと話題に。「明日ママ」を見た人たちの間で盛り上がっている。

「施設の子が怖いと思われる」事件を起こしたロッカーを避ける

「明日、ママがいない」公式サイト
「明日、ママがいない」公式サイト

   6話は、児童養護施設「コガモの家」で毎日おいしいご飯を作り、子どもたちから慕われているロッカー(三浦翔平さん)が、道端で女性に暴力を振るおうとしている男性を殴ってしまい、警察に逮捕される場面から始まった。

   ロッカーは釈放されたが、施設の子どもたちは事情を知らず、「暴力は最低だ」「施設の子どもが怖いと思われる」などとして、ロッカーを避けるようになる。ポスト(芦田愛菜さん)とオツボネ(大後寿々花さん)だけは、「ロッカーが理由なく人を殴るはずがない」と味方をしていた。

   子どもたちは「ロッカーは、母親が父親を殺したことで、施設に預けられることになった」と知ったが、ロッカーは自ら窓ガラスにスプレーで「ぼくがころした」と書いた。

   施設長の魔王(三上博史さん)はポストに、それはロッカーの勘違いだと教える。母親を殴りつける父親をロッカーが押し飛ばしたことで死んだと思っているのだが、実はその後起き上がってきた父親を母親が刺し殺していたのだ。ロッカーは今日まで母親が自分の罪をかぶったと思い込んでいた。

   魔王が施設に帰ってくると、子どもたちはロッカーの荷物を魔王に突き付けた。「人殺しはコガモの家を出て行ってほしい」というのだ。

   それを聞いた魔王は「全員、枕を取りに行け!」と命令し、部屋から枕を取ってきた子どもたちを食堂に座らせて話を始めた。

「あいつが父親を、というのは、あいつ自身の誤解だ。あいつは母親が自分をかばってつかまった、そう思っていただけだ」

   そこまで話すと、ピア美(桜田ひよりさん)が「だから何?ロッカーがこの前暴力をふるったのは事実だし、私たちがそういう目で見られるのは変わりない」と口答えした。

姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中