「ホワイトベース」【岩手・大槌町から】(44)

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ホワイトベースは船越湾を遠望する高台に建設されました=2014年4月12日、大槌町吉里吉里1丁目
ホワイトベースは船越湾を遠望する高台に建設されました
=2014年4月12日、大槌町吉里吉里1丁目

   大槌町に第三セクターが経営する簡易宿泊施設が4月17日に開業しました。復興事業が本格化し、主に、不足しがちな作業員の宿泊施設として建設されました。震災で壊滅的な打撃を被った大槌町。復興まちづくりは、白地のキャンバスに絵を描いていくイメージから、「ホワイトベース大槌」と名付けられました。


   ホワイトベースを経営するのは復興まちづくり大槌株式会社。4月17日のオープニングセレモニーで、まちづくり会社社長の碇川豊町長は「復興が正念場を迎えた。作業員が町内に宿泊して疲れを癒し、復興を加速させてほしい。笑顔とおもてなしの心で接したい」とあいさつしました。

   怪獣やロボットを描く東京都在住のイラストレーター開田裕治(かいだ・ゆうじ)さん(61)が、セレモニーに出席し、イラストを寄贈しました。白いドラゴンや桜や虹がホワイトベースを取り囲むようにデザインされています。開田さんは「震災から3年たち、記憶が薄れてしまいがち。しかし、大槌町を訪れて、これから本格的な支援が必要なことがよくわかった」と話しました。


開業にあたって寄贈したイラストと開田裕治さん=2014年4月17日、大槌町吉里吉里1丁目
開業にあたって寄贈したイラストと開田裕治さん
=2014年4月17日、大槌町吉里吉里1丁目

   ホワイトベースは、2階建て4棟で、全77室。一般棟のバス、トイレ付きの客室は25室、長期滞在棟の客室は52室。本館には薪ボイラーで沸かす大浴場、大槌産の杉で製作された棚がある売店、広々とした食堂などが完備しています。1泊朝食付きで、一般棟の宿泊客は7,600円(税込)、長期滞在棟の宿泊客は6,600円(税込)。駐車場は約90台収容可能です。


近くの吉里吉里海岸は今年夏に海水浴場が復活します=2014年4月12日、大槌町吉里吉里1丁目
近くの吉里吉里海岸は今年夏に海水浴場が復活します
=2014年4月12日、大槌町吉里吉里1丁目

   近くには吉里吉里海岸があります。「キリキリ」とは白い砂浜を意味するというアイヌ語説、砂の上を歩くと「キリキリ」という音がすることから名づけられた鳴き砂説があります。ホワイトベースからも眺められるし、ホワイトベースからの散歩コースとしても最適の距離です。今年夏は、震災後、初めて海水浴場が開設される予定です。


開業に先立つ見学会には近くの仮設住宅の住民が訪れました=2014年4月12日、大槌町吉里吉里1丁目
開業に先立つ見学会には近くの仮設住宅の住民が訪れました
=2014年4月12日、大槌町吉里吉里1丁目

   開業を前に開かれた見学会には、近くの仮設住宅に住む港川信子さん(71)が仲間とともに訪れました。港川さんは「知人が来た時に泊まってもらいたいと考えて見に来ました。部屋は広いし、快適そうです」と感想を述べました。支配人の小笠原弘孝さん(50)は「地元と交流し、地元の人に愛される宿泊施設をめざしたい」と話しています。

   ホワイトベースへの予約、問い合わせは0193-55-6651へ。

(大槌町総合政策課・但木汎)


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