女子小学生アイドル撮影会で「抱っこ」 児童福祉法に触れる可能性も

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   女子小学生のアイドルを男性が後ろから持ち上げて「抱っこ」している1枚の写真が波紋を広げている。

   撮影会での2ショットと見られ、小学生をこうしたイベントで活動させることは問題で、法律に抵触をしているのではないかという指摘もある。

胸のあたりを触り、服がめくれ上がる

   ツイッターなどの情報をまとめると、写真はアイドルグループが2014年8月16、17日に東京・池袋で開催したイベントの様子を撮影したもののようだ。

   グループは5歳から20歳までの女性メンバーを中心に、女装した男性らで構成されている。2010年に結成され、全国単独ツアーや日本青年館でのワンマンライブを行うなど、人気上昇中のグループと言える。

   グループのホームページによると、小学生以下のメンバーによるライブが披露された後、CDを予約または購入したファンを対象にした特典企画として、メンバーとの写真撮影会が行われた。

   撮影会に参加するには、買い物金額1000円ごとに1枚わたされるイベント参加券が必要だ。参加券1枚でメンバー1人との2ショット、2枚で全員との記念撮影が楽しめる。

   問題となった写真はこの時に撮られたようだ。ファンの男性が小学生メンバーを後ろから持ち上げて「抱っこ」するような格好だ。2人とも笑顔で写真に収まってはいるが、男性の手はメンバーの胸のあたりを触れているようにも見え、服はめくれ上がり腹部が丸出しになっている。

   この写真が出回ると、「小学生アイドルの抱っこ会が行われている」と解釈する人もあり、インターネット上は騒然となった。メンバーとファンが密着しているように見えるツイスターゲームの様子も拡散され、波紋はさらに広がった。お金を払うことで小学生を「抱っこ」させることは、児童福祉法や労働基準法に抵触しているのではないかという指摘も相次いだ。

東京都の迷惑防止条例にふれる恐れ

   過去には小中学生のジュニアアイドルを過激な水着でイメージビデオに出演させることが問題視され、所属事務所やビデオ販売会社が児童福祉法や児童ポルノ禁止法に違反するとして逮捕されたことがあった。

   今回の小学生アイドル「抱っこ」写真の撮影会は何らかの法律に抵触しているのだろうか。みずほ中央法律事務所の三平聡史・代表弁護士は、「ストレートに該当するものはありませんが、児童福祉法違反と見なされる可能性があります」と語る。

   「刑罰法令に触れるおそれがある者に児童を引き渡す行為だ」として、所属事務所が何らかの処分を受ける可能性があるというのだ。ここで言う刑罰法令は東京都の迷惑防止条例。「人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為」であり、「衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること」を禁じる条例(第5条1項の本文と1号)に抵触するおそれがあるという。

   また、「抱っこ会」とはっきり銘打っていなくても、複数の人や特定の人物が繰り返し抱っこしていることを事務所が放置していれば、法令違反の対象となりうるそうだ。なお、握手会などは「直接的にひわいな行為」ではないので、法律に抵触することはないという。

   グループが所属する事務所に取材を申し込んだが、担当者不在とのことで、具体的な状況は分からなかった。

   イベントに参加したと思われる男性は「イケメンって言われたし、ビジネス抱っ○こじゃなくてガチ抱っ○こもしたから、もうこれは結婚するしかないなと思ってます(○は原文ママ)」「抱っこは婚約の誓い」と書き込んでいる。この男性が写真の当事者かどうかは分からないが、イベント前には「抱っこしたい、マジで」とつぶやいており、小学生アイドルの抱っこに執着するファンはいるようだ。

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