2024年 4月 25日 (木)

TBS「世界遺産」スポンサーからソニーが「撤退」 撮影機材もキヤノン製に切り替わる

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ソニー、撤退と業績低迷との関連は否定

   「世界遺産」は、今ではソニーにとって国内で唯一の1社提供番組だった。ソニーの広報・CSR部では、撤退の経緯について、

「この20年で世界遺産の認知度も高まり、1社提供スポンサーとして一定の役割を果たすことができた」

と説明している。ソニーは金融部門を除けば業績の不振が続いているが、今回の撤退との関係は否定している。

   今回のソニーの撤退で、家電大手による長寿番組の1社提供がまた1つ減ったことにもなる。東芝が02年に「日曜劇場」(TBS)から撤退したのに続いて、11年にはパナソニック提供の「水戸黄門」(同)も終了。富士通提供の「世界の車窓から」(テレビ朝日)といったミニ番組を除けば、「世界遺産」と日立提供の「世界・ふしぎ発見!」(TBS)が残る程度だった。

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