2024年 4月 25日 (木)

「スタバ」鳥取出店で地元「すなば珈琲」の将来は 「存亡を賭けたキャンペーン」チラシがすごい

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   日本で唯一コーヒーチェーン「スターバックス」が出店していなかった鳥取県にスタバの出店が決まったことで、注目されているコーヒーショップがある。

   それが「すなば珈琲」。鳥取県の平井伸治知事がなぜ鳥取にはスタバが出店しないのかと聞かれた際に、日本一の鳥取砂丘を念頭に、「スタバはないけど、日本一のスナバはある」などと答えたのをヒントに地元企業が始めたコーヒー店だ。「すなば珈琲」は店の存亡をかけるとして、2015年5月23日から5日間のキャンペーンを実施する。

  • 話題になっている「大ピンチキャンペーン」のチラシ。
    話題になっている「大ピンチキャンペーン」のチラシ。
  • 話題になっている「大ピンチキャンペーン」のチラシ。

「3回に1回くらいはぜひ、当店の方をご利用ください」

   ネット上で今、1枚のチラシが話題になっている。かつて日本に開国を迫ったアメリカの黒船来襲のような絵が描かれ、「いよいよこの時がやってまいりました」と大ピンチキャンペーンを告知するものだ。

「鳥取駅前店の存亡を賭け、覚悟を決めたキャンペーンを展開します。3回に1回くらいはぜひ、当店の方をご利用ください」

というやや情けないキャッチコピーが付いている。キャンペーンの内容も、期間中にスタバ(チラシにはスタバに配慮しスタバの文字は書かれていない)のレシートを持参するとブレンドコーヒーが半額になる、スタバよりも不味いと感じたならばブレンドコーヒーは無料になる、といったものだ。

   「すなば珈琲」は14年4月4日、鳥取駅前に1号店がオープンし、現在市内に3店舗ある。また、スタバ出店と同じ日に新業態店舗の4号店「Sunaba cafe」を出店する予定になっている。平井知事が2012年秋に民放番組で鳥取砂丘を「砂場」と表現したことをきっかけに誕生し、今では地元の名物になったコーヒーショップだが、いよいよ本家本元を迎え撃つという覚悟の表れとも取れる。ネット上では「すなばがピンチだ」「自虐的すぎる」などと話題になり、

「ガチの黒船やんけ」
「すなば珈琲がんばれええええ!!食事もコーヒーもあっちより美味そうだし、遠くから応援してるおおおおおお!!!」
「すなば全国展開して闘ってほしいわ」
「ちょっと行ってみたいと思ったから俺にはマーケティング成功してるぞ」

などといった書き込みで盛り上がっている。

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