2024年 4月 25日 (木)

尾木ママを激怒させた新聞社系週刊誌とは 「現代の肖像」でお馴染みのあの雑誌だった 

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   教育評論家・尾木直樹さん(68)が2015年5月17日のブログ記事で痛烈に批判した某新聞社系週刊誌とは「AERA」のことだった。発行元の朝日新聞出版(東京都中央区)が取材に対して明かした。

   尾木さんが批判したのは、AERAの編集方針ともいえる部分。取材で入手したコメントを自分たちに都合良く調整している、というものだ。

  • AERAが尾木ママ怒らせた!(写真は尾木さんのコメントが掲載された最新号)
    AERAが尾木ママ怒らせた!(写真は尾木さんのコメントが掲載された最新号)
  • AERAが尾木ママ怒らせた!(写真は尾木さんのコメントが掲載された最新号)

「なんか裏切られた思い」

   ブログによると、取材依頼をうけた尾木さんは下調べを行った上で、30分にわたり回答したという。

   しかし、校正用に刷った原稿を確認する「ゲラチェック」の段階で、異変に気付く。なんと、使われていたのはコメントの主要部分ではなく「付録」として話した内容。それも都合のいい部分だけ利用されていたというのだ。

   紙媒体で世に出れば、一生残ってしまう。尾木さんはそんな思いから編集部に抗議、「だったら最初からそこを質問項目にしておくべきでしょう...こちらだって忙しくても、もっと正確にちゃんと答えたい」と心情を吐露している。

   なんとか締め切り寸前に原稿を修正させたものの、「大変不快極まりない」と怒りを隠せない様子だ。

   尾木さんは、その週刊誌について「大新聞社発行のこれまで何度も協力してきた媒体」とのみ明かしていた。しかし、尾木さんが寄せていた信頼は、あっさり裏切られる。その反動か、「最近ではスポーツ紙でもこんな扱い受けません」「一人の取材記者の問題では済まされない編集部全体、新聞社全体の我田引水的な取材姿勢の問題だ」と強い不快感を示している。

   ブログを読む限り、修正後の原稿はすでに発売されているようだ。ネットでは早速「どこの週刊誌なのでしょう?」「その新聞社名の公表頑張ってお願いします」といった声も上がっていた。

姉妹サイト
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中