李登輝氏が特派員協会で講演 安保法制は「世界平和に貢献」、尖閣諸島は「日本のもの」

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   来日中の台湾の李登輝・元総統(92)が2015年7月23日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。会見は日本語で行われ、政府が今国会で成立を目指している安保関連法案について

「アジアの平和、世界の平和に貢献すると信じている」

と高く評価した。安倍政権そのものについても、アベノミクスをはじめとする経済政策を含めて

「私は非常に安倍首相の日本に対する貢献を肯定する。そして、非常に希望することは、日本と台湾の間の関係、交流を増加し、お互いに協力しあうという密接な関係を持つべきだと思っている」

などと支持を表明した。いわゆる従軍慰安婦問題については、

「実情についてはよく知っているが、私は日本側としてコリア(韓国)と中国側に対してよく説明していくべき問題で、私としてはこの問題について何も言いたくない」

とコメントを避けた。

  • 日本外国特派員協会で会見する台湾の李登輝・元総統
    日本外国特派員協会で会見する台湾の李登輝・元総統

尖閣諸島は「台湾のものではない」

   中国や台湾も領有権を主張している沖縄県の尖閣諸島については

「尖閣列島については、私は(過去に見解を)何回か発表した。はっきりと『尖閣列島は日本のものである』と。台湾のものではない」

と断言。記者は「尖閣諸島」と中国側が主張する名称「釣魚島」を並列する形で質問したが、李氏の回答では「釣魚島」という単語は登場しなかった。

   李氏の総統退任後の来日は14年9月以来7回目。7月22日には東京・永田町の衆院議員会館で超党派の国会議員約300人を前に講演し、中国政府が主張する「ひとつの中国」論を批判した。

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