高校野球の「ヌンチャク」パフォーマンスに賛否両論 専門家も「あながち悪いとは言えない」と指摘

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   夏の全国高校野球・埼玉大会で県立滑川総合高校の代打、馬場優治選手(3年)が見せたバット回しパフォーマンスが、賛否両論の議論を巻き起こしている。「真面目にやれ」といった批判は多く、県高校野球連盟(高野連)はモラルやマナーに反するといった理由で同校を注意するという報道も出ている。

   一方で、「魅せる」「楽しい時間をありがとう」と評価する向きもある。パフォーマンスは審判に注意されておらず、専門家はこれを理由に「強ち悪いとは言えない」と指摘する。

  • 打席で「決めポーズ」を取る馬場選手(画像はYouTube動画のスクリーンショット)
    打席で「決めポーズ」を取る馬場選手(画像はYouTube動画のスクリーンショット)

海外では「ninjahitter(ニンジャヒッター)」の名で話題

   馬場選手は2015年7月23日に行われた「滑川総合対埼玉栄」の試合で代打として登場。打席に入ると、バットを体の周りでヌンチャクのようにグルグル回したり、上に投げてキャッチしたりするなどの動きを見せた。残念ながらこの打席凡退した馬場選手だが、審判からは特に注意されなかった。ちなみに、試合自体は2-3で滑川総合の敗戦に終わっている。

   試合後、この模様を撮影していた観客がYouTubeに動画を投稿すると、馬場選手は「ヌンチャク代打」などとネットで話題になる。動画は27日17時半現在すでに840万回以上再生された。

   さらに、大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手が同日のツイッターで、動画を転載したツイートに「どこの高校の誰か気になる(笑)」と触れたためか、「ninjahitter(ニンジャヒッター)」といった名で海外にも広まった。時を追ってFOXやCBSといった米主要メディア、MLB公式サイトも動画を紹介。大リーグ、タイガースのジャスティン・バーランダー投手もツイッターで「今まで見た中で最も面白いものの1つだ!」とつぶやくなど、「ヌンチャク代打」に対する海外の反応は概ね好意的と言えそうだ。

   一方、日本人の心境は複雑なようだ。YouTubeにある動画ページのコメント欄には、

「楽しい時間をありがとう」
「魅せるプレイヤー」

といった賞賛の声だけでなく

「野球舐めすぎ」
「真面目にやれよ」
「真剣勝負ですることか」

といった厳しい批判も見られる。また、24日付け東京スポーツ電子版などの報道によると埼玉県高野連もモラルやマナーに反するとして滑川総合に注意する決定を下したという。

   しかし、これをさらに批判する動きも起こっている。県高野連の判断が報じられた24日、東京都教育委員で評論家の乙武洋匡さんが「埼玉県高野連の狭量にあきれるわ」とツイートした。

「高校野球は神聖なもの、という思い込みがある」

   報道が事実であれば、なぜ注意する必要があるのか。埼玉県高野連に取材したところ、「担当者が一日中いない」とのことで話を聞けなかった。

   では、専門家は「ヌンチャク代打」をどう見るのか。スポーツジャーナリストの菅谷齊さんは「審判が選手に注意をしていないので、強ち悪いとも言えません」と語る。審判が注意をしなかった理由を「行為自体が相手チームを侮辱している、となれば話は別ですが、打つ前の準備と認めていたということでしょう」と分析した。

   そして「こうしたパフォーマンスにどう対処するか、高野連は次回の課題にするのではないでしょうか。今大会でこれに関し何らかの通達が出される可能性もあります」と予測する。

   「ヌンチャク代打」に多くの批判が寄せられた背景については「高校野球は神聖なもの、という思い込みがあるのではないでしょうか」と指摘した。

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