野生動物がカメラ目線で訴えるものは? WWFの「自撮り」写真公開

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   野生動物たちが森の中に隠されたセンサーを横切ると、自動カメラのシャッターが切られて撮影される貴重な生態写真を、WWF(世界自然保護基金)が公開している。写っているのは、スマトラトラ、ジャワサイ、アムールヒョウなど、「奥深い森に生息し、目で見る機会のほとんどない、謎に包まれた野生動物たち」(WWFジャパン)だ。野生動物たちは、シャッター音やフラッシュに気付き、レンズを見つめることもあり、さながら野生動物の「自撮り」となっている。カメラ目線の動物たちは、私たちに何を語りかけているのだろうか?

   WWFは世界100カ国以上で活動している国際的な地球環境保全団体で、今回は東南アジアのインドネシア、スマトラ島、ロシアなどで野生動物の調査・保護のため、自動カメラを設置した。カメラは目の前を動くものが横切るとセンサーが反応し、自動的にシャッターを切る仕組みで、通称「カメラトラップ」と呼ばれる。写真の構図は変えられないが、普段は目にすることがない野生動物の日常生活の「決定的瞬間」を捉えることができる。

  • 興味津々でカメラを覗き込むブタオザルの顔をとらえた瞬間
    興味津々でカメラを覗き込むブタオザルの顔をとらえた瞬間

ジャワサイの親子がカメラに体当たり

「コレハ、ナンダロウ?」

   一匹のサルが愛くるしい目で、こちらを見つめている。インドネシアのスマトラ島で撮影に成功したブタオザルだ。興味津々の様子でカメラのレンズを眺めている=写真。ブタオザルは短くて毛の少ない尾がブタの尾に似ているところから、この名前がついた。近年は森林の伐採や農地開発などで生息数が減少しているという。

   同じくスマトラ島では、レンズの前を悠々と横切るスマトラトラの撮影にも成功した。これだけ至近距離でトラを撮影することは、自動カメラでなければ無理だろう。WWFによると、スマトラ島だけに生息するスマトラトラは、この10年で500頭以上が密猟の犠牲になり、現在の生息数は400頭ほどという。

   インドネシアでは、画面の奥でムシャムシャと食事中のジャワサイの親子が、突然カメラに体当たりする様子が映っている。ジャワサイは推定個体数がわずか40~60頭といわれ、世界で最も絶滅の危険度が高い大型哺乳類だけに、極めて貴重な映像だ。

   ロシアではカメラの前でのんびりくつろぐアムールヒョウの姿を捉えることに成功した。「ヒョウの亜種であるアムールヒョウの推定個体数は、世界でわずか80頭ほど。その多くはカメラトラップによる画像で個体識別されている」(WWFジャパン)という。

   カメラのレンズには「時として森や野生動物を脅かす危機が収められることもある」(WWF)。レンズの前をカメラとは気付かずに横切る密猟者の存在だ。WWFは「密猟や生息地の破壊といった脅威から野生動物を救えなければ、これら動物たちの写真が『最後の自撮り』になってしまうかもしれない」と、危機感を募らせている。

   自動カメラが捉えた野生動物たちの自撮り写真は、WWFジャパンの特設サイト「カメラトラップが捉えた動物たち」(http://www.wwf.or.jp/ct/)で公開している。

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