今年の流行語、「政治色」強すぎる? 選考委員の顔ぶれがネットで話題に

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   「I am not ABE(アイアムノットアベ)」「アベ政治を許さない」「戦争法案」。2015年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補50語に、安倍晋三首相や安保関連法案に関連する言葉がずらりと並んだ。

   これまでも政治がらみの言葉がノミネートされることはあったが、今年は5分の1以上を占め、政権に対し批判的な言葉も多い。ネットでは選考委員の顔ぶれから「政治的思想の偏りを感じる」という声が上がり、爆笑問題の太田光さんもラジオで「多すぎるだろ、そんなにはやってない」と疑問を口にしていた。

  • 「流行語」には、安倍首相や安保法案に関連する言葉がずらりと並んだ(画像は2015年10月6日撮影)
    「流行語」には、安倍首相や安保法案に関連する言葉がずらりと並んだ(画像は2015年10月6日撮影)

爆問・太田「安倍さん関連が多すぎるんだよ」

   2015年11月10日に発表された候補50語には、「ラッスンゴレライ」「あったかいんだからぁ」など人気お笑い芸人のフレーズや、「爆買い」「下流老人」「マイナンバー」といった話題の言葉が選ばれた。

   その中で「国民の理解が深まっていない」「とりま、廃案」「シールズ(SEALDs)」など、政権や安保法案に関連する言葉の多さが目を引く。「自民党、感じ悪いよね」など、与党に批判的なものも少なくない。

   例年、政治家の発言や国会での話題など政治がらみの言葉は選ばれているが、多くても5語ほど。批判的なものを含め14語を選出した今年の突出ぶりに、ツイッターでは

「政治的主義主張を流行語と言われるとすごく違和感」
「自民党批判のことばっかり...それ流行語じゃないでしょ」
「なんで政治とか荒れそうなもの入れるんだろ」

といった意見が書き込まれている。

   11月10日放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)で太田光さんも

「安倍さん関連が多すぎるんだよ、安保関連とか。『早く質問しろよ』なんて別に流行語にしなくていい」

と納得できない様子で話していた。

事務局に問い合わせ相次ぐ

   ネットでは選考委員会の顔ぶれが影響しているのではないか、と見る向きもある。

   委員会は姜尚中さん(東京大名誉教授)、俵万智さん(歌人)、鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)、室井滋さん(女優・エッセイスト)、やくみつるさん(漫画家)、箭内道彦さん(クリエイター)、清水均さん(「現代用語の基礎知識」編集長)の7人で構成されて、去年と同じだ。新聞やテレビなどで政権や安保関連法案への批判を口にして話題になった人もいる。

   「ユーキャン新語・流行語大賞」事務局によると、発表された50語について、すでに複数の問い合わせが寄せられている。「政治関連が多すぎる」「政治的に偏りがあるのではないか」などの内容だったという。

   2014年の大賞「集団的自衛権」や13年の候補「アホノミクス」など、これまでも政権に批判的な言葉が選ばれてきただけに、今年はどうなるのか。

   発表は12月1日に予定されている。

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