「生クリームは食べるプラスチック」が大炎上 「ニセ科学」と批判やまず、タニタが謝罪

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   ヘルスメーター製造・販売で有名なタニタ(東京都板橋区)の関連会社で、健康をテーマにしたWebサイトを運営するタニタヘルスリンク(東京都豊島区)の公式ツイッターアカウントが、「生クリームは食べるプラスチック」というツイートをして批判を浴びている。

   社の公式見解ではなく社内栄養士の一「発言」を紹介するものだったが、「ニセ科学」「トンデモ」との指摘が殺到。アカウント運営側は事態に気付き、すでに当該ツイートを削除している。

  • 「食べるプラスチック」説は「トンデモ」か…(画像はイメージ)
    「食べるプラスチック」説は「トンデモ」か…(画像はイメージ)

「そういう栄養士を採用するのか...」

   問題となったツイートは、2015年12月9日に投稿された。「弊社は健康企業ですが、その中の栄養士さんも度合いは様々です」と前置きし、「甘いものは心の栄養だから取りすぎなければいいよ。その分動け」という「穏健派」の「発言」と「生クリームは食べるプラスチックだから。害しかないから」という「過激派」の「発言」を紹介し、「栄養士さんも人間だなぁと改めて感じる」と感想を記している。

   投稿後、「そういう栄養士を採用するのか...」「トンデモ栄養士」「エセ科学」「勉強し直せ」とツイートへの疑問、批判の声が相次ぎ、まとめサイトまで作られた。

   事態を認識したタニタヘルスリンク側は数時間後にツイートを削除。10日夕刻に「不適切なツイートがありました」と謝罪し、アカウント運営者を担当から外したと伝えた。

   そして、「管理栄養士さんが指導相手の状況に合わせて時に優しく、時に厳しく指導してくれるという事をお伝えしたかった」とツイートの真意を説明すると同時に、「私が勘違いして理解した情報を弊社の管理栄養士さんが言ったかのようにツイートした」と社内栄養士の発言そのままではなかったことも明かした。なお、これ以降、11日17時現在までツイッターは更新されていない。

   しかし、ここで登場する「私」は後任のアカウント担当者ではなく、今回外れたとされる前担当者とも読める。そのため、前出の報告と矛盾が生じる、といった趣旨の指摘も上がり、謝罪後も「火種」はくすぶり続けている。

乳製品に含まれる成分が体内で「ボンド」になる??

   また、ここで言う「生クリーム」は植物性のホイップクリームか、純生クリームか、それとも2つが混ざったコンパウンドクリームかは説明されていない。

   「プラスチック」の意味するものも不明だが、一部ツイッターユーザーは海外で「プラスチックオイル」とも呼ばれ、過剰摂取により心疾患のリスクを高めるトランス脂肪酸を指したのではないか、と推測している。

   実際、コンパウンドクリームのトランス脂肪酸含有量は他の食品と比較すると際立って高い。農林水産省の公式サイトには、純生クリームが100グラム中1.0から1.2グラムなのに対し、コンパウンドクリームは9.0グラムから12グラムも含まれるとの計測結果が掲載されている。ツイートにある栄養士の発言は、こうした結果を踏まえていた可能性もある。

   実際のところ、「生クリームは食べるプラスチック」なのか。管理栄養士の東濱理沙さんは、J-CASTニュースの取材に「それは過剰な言い方かと思います」と語る。その一方、「乳製品に含まれる成分『カゼイン』が体内でボンドと同じような働きをする、とおっしゃる著名な先生方もいます。あながち荒唐無稽な話とは言えないかもしれません」とも話した。

   タニタヘルスリンクにも問い合わせたが、「担当者が終日会議」とのことで話を聞けなかった。

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