猪瀬直樹氏に「都知事復帰」待望論? 舛添都知事「バッサリ」ネットで拍手喝采

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   前東京都知事の猪瀬直樹氏(69)の「株」がにわかに上昇している。

   高額な海外出張費や公用車の私的使用疑惑で批判を浴びている現都知事の舛添要一氏(67)に対するコメントが、ネット上で評価されているのだ。

  • 2012年12月から1年間、東京知事を務めた(写真は2013年5月撮影)
    2012年12月から1年間、東京知事を務めた(写真は2013年5月撮影)

「スイートルームは必要ない」

   猪瀬氏は2016年4月28日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ系)のインタビューに応じ、元都知事という立場から舛添氏をめぐる2つの問題についてコメントした。

   まずは約2年の間に行った8回の海外出張に計2億円以上の経費がかかっていた件。渡航時に何度もファーストクラスを使ったり、高級ホテルのスイートルームに宿泊したりしていたことも問題視された。

   猪瀬氏は経費の高額化については「職員がいろんなことに気をつかって、膨らんでしまう」と、舛添氏だけの責任とは言えないこともほのめかした。だが、スイートルームの使用に関しては「はっきり言って必要ありません」と断言した。

   舛添氏の「要人の急な面会にも礼を失しないため」という説明に対し、猪瀬氏はニューヨーク市長を訪問する時の例を出しながら

「訪問時は役所に行くので、向こうからホテルに来ることはない。緊急連絡に対応できるホテルであれば、普通の部屋でいいと思います」

と一刀両断。「要人はこちらから会いに行くもの」というわけだ。

   また、公用車で湯河原町(神奈川県)にある事務所兼別荘に年間50回近く通っていたと週刊文春に報じられた件については「公用車は常に情報公開を前提に利用しないといけない」と指摘し、

「(元都知事の)石原慎太郎さんは23区内に自宅があり、逗子にも別荘がありましたが、(逗子には)私用車で行っていました。舛添さんも23区内の自宅までは公用車で行って、それから私用車で行けば問題なかったと思います」

とコメントした。その上で、仮に都庁以外で仕事をするならば「緊急無線」「ポリスボックス」「ヘリ離発着場所」の確保が危機管理上必要だと話した。

「私のときは夜遅くまで都庁で仕事をしていた」

   猪瀬氏は、舛添知事の件に関して、このほかにも複数のメディアの取材に応じている。

   夕刊フジのインタビューでは「私が知事のときは、忙しすぎて毎日夜遅くまで都庁で仕事をしていた」「金曜日の午後に別荘に行くというのは、『私的』と言わざるを得ない。おかしい」と、さらに厳しい意見を述べている。

   猪瀬氏の一連の発言はネット上でも注目を集めている。主張に納得した人々は多いようで、

「猪瀬さん帰ってくれば良いのに」
「猪瀬のほうが良かった」
「猪瀬再登板が妥当な気がする」
「猪瀬さん!カムバック!」

といった声も続々と上がっている。

   ただ、辞任の原因になった徳洲会グループからの資金提供問題の印象も相変わらず根強いようだ。当時のシドロモドロな弁解も記憶に新しく、「お前が言うな」という厳しい声も上がっている。

   ちなみに本人は、辞職後に出演したラジオ番組で「政治の世界はもういい」として作家活動に専念することを表明している。2014年に公職選挙法違反で罰金刑が確定し、政治資金規正法の規定により5年間の公民権停止にもなっている。仮に猪瀬氏の気が変わり、「政治の世界」を再び目指すとしても、2019年までは出馬できない。

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