ガッツが大毅に喝!「悔しかったら実力ではい上がってこい!」
8時から10時までの番組全部が「亀田トーク」。しかもちょうど真ん中、午前9時からナマ会見が始まる。これをどう構成するか、見物だったが‥‥
「スッキリ!!」は、歴代の世界、日本のチャンピオンをずらりと並べて、まずは前半を乗り切る算段だった。お陰で面白いボクサーの本音がいろいろ。
◆スタジオには次の3人が登場
小林弘・世界ジュニアライト級
セレス小林・世界スーパーフライ級
坂本博之・東洋太平洋ライト級
「パフォーマンスは否定しないが、相手をバカにするのはいけない。自分が目指しているチャンピオンに向かって『ゴキブリ』というとは」(セレス)
テリー伊藤は「史郎氏の言い訳しないというのがわからない。テレビに対しても『あんなもの流しやがって』と思ってるかもしれないし」
「反則を指示するなんて聞いたことがない」(小林)
「史郎氏は決別の気持ちをもたないといけない。それが子どもを前に立てちゃってる」(テリー)
「強くなりたい気持ちはわかるが、その前に人間として、先輩をたてないと」(坂本)
◆ほかに3人の座談会をビデオで流した。
竹原慎二・世界ミドル級
輪島功一・世界ジュニアミドル級
ガッツ石松・世界ライト級
「亀田一家とは関わりたくない」と竹原。ガッツ石松が「(竹原は)いちばん関係が深いんだよ」と解説、興毅のタイトル戦のテレビ解説で「興毅が負けていましたね」と発言して、亀田史郎氏と険悪な関係になった。その竹原は「いつまでも親に洗脳されていてはダメ。親と一緒なら何も変わらない」
「大毅は18ですか? だったら、責任は親にあるんですよ」(輪島)
ガッツは「会見に出ないのは、亀田家のルールだと豪語していた。(指導しないといっても)みえないところではね。親子だよ」という。
竹原は「親父は大阪へ帰れ」というと、ガッツが「大阪でのアンケートで、92%が『帰ってくるな』、あとの8%は親戚だってよ(笑い)」
先の内藤戦についても、「内藤はすごくいいヤツ。それに対してお父さんが威圧するし、(大毅の)サミング、もも打ちはひどかった」
「内藤は新人王から苦労して一つ一つ階段をあがってきた百戦錬磨だ。それと闘うには技術が要る」(ガッツ)
「策を使ってるのかと思ったら、(大毅は)打ちに行けなかったという感じだよね」(輪島)
「で、ジレンマに陥って、サミング、バッティング、タマを打てとかね、ピンポンじゃねぇ」(ガッツ)
「ボクサーってのは働きながらやるもの。デビューしたときから食っていけるから、ああなった」(竹原)
「ボクサーは孤独になって、はじめていろんなものがみえてくる」(ガッツ)
「工夫しないから自分てものが出てこない。まずは父と離れること」(輪島)
「これくらいの選手はゴロゴロしてる。くやしかったら実力ではい上がってこい」(ガッツ)
加藤が「(史郎さん)トレーナーとしての腕はどうなのか」
テリーは「別のトレーナーについても、帰るとお父さんがいて、2人のコーチがいるようなことになる。子どもたちの幸せは、ボクシングが強くなること、技術をみがくことだ。が、興毅は新宿で練習、大毅と父親は葛飾にいる。ちょっと心配だ」