「美人とデート」の恐怖 「100万円被害」その手口

2007/11/13      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事を含むECナビ人気ニュース   Yahoo!ブックマークに登録   newsing it!   コメント(2)  

   『スッキリ特捜部』で悪質なデート商法を取り上げた。被害にあった男性(34)が、衣料販売会社を相手取り、被害金額と慰謝料を求めた大阪地裁の裁判で、勝訴した。番組は、この男性の証言をもとに巧妙、悪質な手口を再現した。

その気になっちゃうよな~

   事の起こりは、一人で歩いていたこの男性が、目鼻立ちの整った、可愛い女の子に呼び止められたことから。「アンケートに協力してもらってもいいですか」に、気軽に答えた時はすでに勝負あった。「パンフレットを送るので」といわれメールアドレス、携帯電話の番号まで教えた。

   翌日から早速メールのやり取りが始まり、男性は「ちょっとは思ってくれているのかな」と、ほのかな思慕の感情も芽生えてきた。そこにつけ入るように、彼女が勤める衣料会社の展示会に誘われる。

   会社に行った男性はまず、上着を脱がされ、携帯やら貴重品まで預けた。実は、万一口論になっても帰れない状態にする手なのだという。このあと、彼女の案内でコートが陳列してある部屋へ。「他では売っていないもので、一番安いものでも100万円超えるのよ」。

   ほどなく彼女の先輩販売員が登場し、二人してアノ手コノ手、執拗に購入を勧めるのだが、もともと買う気はなかった男性も頑強に抵抗。しかし、「いくら断ってもその上を行き、断る理由をすべて奪われた」という。

   そのうち彼女が席をはずし先輩一人になると、開き直りの態度に豹変。男性は「買わないと彼女がこの上司に怒られるのでは?」と、動揺し始めたという。そこへ見透かしたように彼女が部屋に戻り、「このほうが安いよ」と、持ってきた別のコートを見せられ、結局97万円で買わされたという。

   男性はその後、インターネットの掲示板で、デート商法の手口とまったく似ているのと、彼女の名前がデート商法の販売員欄に載っていたことで、騙されたことに気づいた。

   男性の提訴で、会社側は105万円を支払った。弁護士によると「安物を暴利で売っていたことが帳簿で分ってしまうのを恐れたのでしょう」という。しかし、この手の商法は恐喝でもないし、詐欺罪で摘発するのもなかなか難しいという。

   司会の加藤浩次は「きれいな女性に、自分のことを好いてくれているみたいな素ぶりをされると...」、これにテリー伊藤が「大きな買い物するときは冷静にならないと、でもその気になっちゃうよな~」。確か、昔からよく聞くのは「きれいな花にはトゲがある」。でも、今はもう死語だ。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト

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