官僚は作為ナシ 川田龍平「オノロケ」はなす術ナシ

2008/3/ 5      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事を含むECナビ人気ニュース   Yahoo!ブックマークに登録   newsing it!   コメント(1)  

   薬害エイズ被害者の川田龍平・参院議員(32)が、結婚したことを明らかにした。お相手は、ジャーナリストの堤未果さん(36)。昨2007年の選挙前から、ずっと川田さんを支えてきたひとだった。

快挙ですよ

   川田議員はむろん、この手の会見は初めてで、「慣れてないので」と切り出したが、言葉ははっきりしていた。「未果さんは、美しくて可愛くて上品。話していて楽しい」

   未果さんは、アメリカ留学のあと、証券会社などで働いたが、9.11事件に遭遇したことから、ジャーナリストとして活動してきて、2年前に知り合った。

   「龍平さんは、大変な境遇だったにもかかわらず、常に人を信じて進んできた人。公人として24時間緊張しているので、帰ってきたときには安らげるように」という。

   川田議員は、生後6カ月で血友病と診断され、治療の過程でHIVに感染した。10歳のとき母から感染を知らされ、1993年薬害エイズ訴訟の原告となる。そして19歳だった95年に、実名を公表。「被害を訴えたいのとエイズのイメージを変えたい」と訴えた。

   その後の歩みは知っての通りだが、病気が病気だけに、結婚はおろか、「ここまで生きられるとは思っていなかった」という。それだけに、「できれば子どもをつくりたい。自然体で生きたい」という思いは痛切だ。

   同じHIV訴訟の原告代表をつとめ、一足先に国会議員になっている家西悟参院議員は、13年前に結婚し子どもがいるが、HIVに感染しなかった。「感染してからも人生がある」と、川田さんにエールを送った。

   川田さんは会見で、「結婚して大きな変化があった」といった。「これまで長く生きられるとは思っていなかったが、初めて、未果さんより1日でも長く生きたいと思った。生きて彼女を守りたい」と。

   みのもんたは、感動をすぐ口にする。「この一言に参りました。がつんときました。……快挙ですよ」と手放しだった。

   皮肉というのか、ちょうど同じ日、最高裁は薬害エイズ裁判の厚生省ルートで、元生物製剤課長の上告を棄却、有罪が確定した。官僚がするべきことをしなかった「不作為」で刑事責任が確定したのは、初めてだ。

   見回せばいま、C型肝炎、年金など役人の「不作為」があふれている。根底にある役人の怠慢を防ぐためにも、責任の追及は必要だろう。川田さんらの出番ではないか。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
ads by Overture

川田龍平いのちを語る
川田龍平いのちを語る川田 龍平 志葉 玲

明石書店 2007-06
売り上げランキング : 64919

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
日本に生きるということ―薬害エイズ被害者が光を見つけるまで エイズ教育のこれから―龍平から子どもたちに伝えたいこと (日本標準ブックレット) 夕凪の街桜の国 あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ おひとりさまの老後

関連記事

カテゴリ内の最新記事

ads by Overture

スポンサーサイト

ニュースの最新記事

ECナビランキング - 【スポーツ・アウトドア】 - 価格比較へ

モノウォッチの最新記事

注目情報

  • お歳暮の気持ちをカタチにすると

    温泉、ゴルフ、クルージングなど「スペシャルな時間」も演出可能。今ならJ-CAST読者だけ10%OFF!

  • 来春新卒社員を募集中!

    インターネット発の日刊フリーマガジン『J-CASTニュース』を中心に、媒体の企画・編集・制作を手がける、伸び盛りの会社です。

会社ウォッチの最新記事

ads by Overture

スポンサーサイト


注目情報