2024年 4月 23日 (火)

ミリメシと自衛隊とミリタリーギャグ

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   酷暑にやられっぱなしの私。先日も、太陽を浴びてフラフラになりながらロケに行ってきた。ひ弱な肉体と精神を鍛え直すべく向かった先は、陸上自衛隊朝霞駐屯地広報センター。

   何を隠そう、制服フェチなところがある私。このロケが楽しみで楽しみでしょうがなかった。ロケの目的は、最近人気の"ミリメシ"。"ミリメシ"取材で秋葉原のミリタリーショップに行ってもいいのだが、アキバのヲタ取材よりも、本家本元の自衛隊でしょ! と上司を説得し、ロケに行ってきた。そして初体験の自衛隊駐屯地。

   迎えてくれる自衛官の皆さんは、当たり前だが迷彩服を着ていらっしゃる。

   私の萌度も、真っ昼間の気温とともにググっとあがる。

   さて、今回の取材内容の"ミリメシ"とは、ミリタリーのメシという意味の造語。

   軍隊で支給される食事のことで、"戦闘糧食"が正式名。このミリメシが最近市販されるようになり、一部マニアのみならず多くのファンを獲得し魅了しているのだ。

   その総本山として、陸上自衛隊の広報センターに向かったのだが、そこの売店にはミリメシが数多く販売されていた。

   一番人気は、すき焼きハンバーグ。その他に手羽先やカルビ丼、ウインナーソーセージカレーなどもある。どれもこれも美味しそう! 本来、1日3000カロリー以上必要とする自衛官用なので、ホンモノのミリメシは1食で1000キロカロリーもあるハイカロリー食品。しかし、それではカロリーが高すぎるということで、市販用には700~800キロカロリーに抑えられている。

   しかし、ミリメシの豊富さにも驚いたが、さらに面白いのが売店で売られていた自衛隊限定のお土産グッズ。中には、これはどう考えてもおふざけ? と思えるようなものもある。

   例えば、黒糖饅頭12個のうち、唐辛子入りの激辛饅頭が2つ入っている、その名も「自衛隊名物 炎の大作戦2 ~爆弾饅頭編~」。パッケージには陸海空の戦闘機、戦車、イージス艦がレイアウトされており、"激辛弾搭載""演習弾12発中2発実弾が入ってます!!"とコピーが踊る。他には、「隊員さんのサブレ」と称されたサブレや、ベビースターラーメンとのコラボで自衛隊限定のベビースター、激戦のセンと煎餅のセンをかけたお煎餅など……笑ってしまうようなダジャレネーミングの商品が所狭しと売られている。そして極めつけは、商品購入の際、入れてくれるレジ袋。真っ白な袋に1文字、赤くデカデカと"撃"と書かれているのだ。

   これもまた、ほかでは絶対に見ることができないレアなレジ袋ではないだろうか?

   そんなこんなで多いに楽しんだ自衛隊ロケだった。

   そして、これは役得! 自衛隊広報の方から、市販されていない本当の自衛官用のミリメシも特別に番組用として頂いてしまった。モスグリーンの袋に"戦闘糧食 酢豚"とか"戦闘糧食 フランクフルト"などと書かれている。これさえ食べれば、夏バテフラフラも吹っ飛ぶこと間違いなし! 番組収録終わりに、チョコっと味見させて頂くとしよう。

踊るオサムン
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