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若ノ鵬逮捕にみる相撲と「SUMO」の関係

2008/8/20 11:56

   <テレビウォッチ> 幕内力士若ノ鵬の逮捕(大麻取締法違反)は、「相撲とは何か」という重い問いを突きつけている。相撲協会にだけではない。日本人であるあなた、「相撲って何ですか」と。

   今回の事件は、若ノ鵬本人の資質から出ているのは確かだが、一連の不祥事が相撲界のありように根ざしているのも事実。それともうひとつ、外国人力士の多さだ。相撲協会はこれらに対応するすべをもたないらしい。

   警視庁は、若ノ鵬のマンションからも間垣部屋からも、大麻の吸引具を押収した。稽古場までやっていたということなのか。間垣部屋は2006年に親方の夫人が死去。親方(2代目若乃花)も07年に脳出血で倒れ、目が行き届かなかったといわれる。きのう(8月19日)療養先から戻った親方は、「理事長におまかせして」というばかり。

   外国人問題では、序の口以上729人のうち59人が外国人という現状だ。「国技といえるのか」(きのうの室井佑月)という声がありながら、モンゴル人である東西の横綱の人気は高い。一方で、「伝統だ、文化だ、品格だ」と、だれもがいう。矛盾に気付いていない。

   若ノ鵬は、素行が悪かったというが、その中身はこんなことだ。

・安馬に負けた腹いせに風呂場の壁を壊した
・市原にグーパンチを食わした?
・ロス巡業でバスに遅れた

   「土俵入りで笑顔でキョロキョロ。相撲をなめてんのか」(相撲記者の杉山邦博)

   しかし、横綱をはじめ歯ごたえのある力士が外国人ばかりで、自らも19歳3か月で入幕となれば、なめられても仕方なかろう。若ノ鵬は16歳で来日していて、相撲の精神はともかく、実態の方は十分知っているのだから、なおのことだ。

   二宮清純は、「親方の再教育が必要だ」という。「部屋は53もあって、いいところもあるが、首を傾げるようなところもある。北の湖理事長は、土俵の充実だというが、土俵の外をどうする? という問いには答えない。

   杉山記者は、「受け入れた以上は責任がある。文化も倫理観も生活習慣も含めて教育しないといけない」という。

   とはいえ、相撲ファンは、強い外国人力士に素直に拍手を送っている。オリンピックの柔道じゃないが、ファンの方が一皮むけている?

文  ヤンヤン

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