2024年 4月 26日 (金)

石破大臣「農水省の意識改革」にかかる時間

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   <テレビウォッチ>『朝ズバッ!』番組の後半で、いまや鬼門のポストと言われ、汚染米問題の渦中にある農水相に指名された石破・元防衛相がスタジオに生出演。追い詰められた答えに窮するシーンも……

   先の総裁選でも、盛んに安全保障問題に言及しそれなりに「存在感」を示した石破農水相。世間では「軍事オタク」のイメージが定着してしまったようだ。

   番組が昨日(9月24日)行った街頭インタビューでも、「畑違いを選んだ」「農業、林業、水産業が疲弊している現場をどこまでお分かりか疑問です」などといった声が……

   しかし、それは認識不足で、地元は農業県の鳥取。1992年に農水省政務次官、2000年にも同省総括政務次官に就いている。

   しかも、総裁選では地方での遊説で、「地方」「農業」のフレーズを多用し、「国の見張り役」から「田んぼの見張り役」へのイメージチェンジをアピールしてきたという。

   その石破大臣は、火中のクリを拾う形で農水相を引き受けたことについて「国難の時に責任者を務めるのは、政治家としてやりがいがある」と。

   で、直面する汚染米問題については次のように述べた。

   「農水省職員の意識改革が必要と考えている。汚染米問題に取り組むのに、これまで農水省には対策本部すらなかった。昨日、大臣を本部長とする対策本部を立ち上げた」

   「これからは本省だけでなく、地方の農政局、農政事務所まで、同じ意識を持って国民が納得するよう全力を挙げて取り組んでいく」

   みのが「麻生首相は、各閣僚に『官僚を使いこなすこと』と言っていましたが、これはどうですか?」には……

   「大臣1人に向こうは何万人、大臣は半年か1年、向こうはその道一筋で何十年。使いこなすのは容易なことではない。それでもやるんだという使命感、それと役人は法律が武器ですから法律の知識が必要です」

   ところが、ジャーナリストの嶌信彦が「意識改革を強調されていましたが、話を聞いていてグサッとくるようなスピード感がない。早くやらないと……『まず意識改革』ではそのうちに内閣が終わってしまいますよ」と、厳しいパンチを。

   これにはタジタジの石破大臣。「私の言い方が悪いのかもしれませんが……これからは土曜も日曜も休みません」と、ちょっとフラフラ来た感じが……

文   モンブラン
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