久しぶりの高視聴率大河ドラマ「篤姫」も終わりに近い。今回は将軍・家茂(松田翔太)が長州征伐に行きながら、薩長同盟を密かに締結した薩摩藩の助けを得られず、志(こころざし)半ば、大阪城で、僅か21歳の若い盛りに逝去する話である。
このドラマの前半では、薩摩地方生え抜きのはずの篤姫(宮崎あおい)や小松帯刀(瑛太)が標準語(?)を喋り、西郷や大久保たちは「…でごわす」「…もはんど」のドドドド薩摩弁で大いに違和感があった。身分の違いでこんなに訛りがあったりなかったりするはずがない。また、分家とは言え、深窓のお姫様が桜島に向かって大声で怒鳴ったりするわけないだろとか文句たらたら、突っ込みまくりであった。もう諦めた。好きにやってくれ。
後半の収穫は堀北真希の和宮だ。彼女の無表情、不器用さが逆におっとりして雅なおひい様らしくていいのである。宮崎あおいは世間の評価が高すぎる。余談だが、ある授賞式で登壇した彼女、ほっそりして背が高くキュートだったが、思いっきりО脚で、膝の間が8センチぐらい開きっ放しだった。無頓着なお嬢さんである。
天璋院が顔だけ子供で、被布(ひふ)が年増色なのは無理がある。以後、ますます歳を取ってゆくわけだから、化け方が問題。まあ頑張って。それにしても、時代劇の撮り方で、寒い時期の場面でも、いつも障子を開けっ放しなのはヘンである。何とかしておくれ。
(黄蘭)

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