これまでは「お笑い芸人歌がうまい王座決定戦」だったが、今回は「オールスター芸能人歌がうまい王座決定戦スペシャル」と出演者をお笑い芸人からオールスターに替えての放送だった。もっとも昔からオールスターと名がつくものに本当のスターが出ることは稀で、今回も叶美香、藤田朋子、青田典子、八田亜矢子クラスのスターが出演する程度で、大半はいつもと同じお笑い芸人だった。
そんな24組が3ブロックに分かれトーナメント戦で競い、優勝者には賞金500万円が贈られるという時代に逆行したなんともバブリーな企画だ。やっていることはたんなるカラオケ大会。カラオケ歌って500万円って……。真面目に働くのが嫌になる。
しかも、そんな大金がかかっているというのに審査員は神田うのや加藤夏希など、審査委員長の堺正章以外歌とは縁のない人たちばかり。中にはアイドル時代、とんでもない音痴ぶりをみせていた南野陽子の顔もある。お前らが審査するんかい、といった感じだ。
一番の見どころはエアあややでおなじみのはるな愛が歌う北島三郎の「北の漁場」。本名・大西賢二のはるなが地声で歌うサブちゃんはなかなかの迫力だった。優勝者はつるの剛士。「羞恥心」でCDも出している彼が出場するのはズルい気もするのだが。
こんなカラオケ大会を延々4時間もやって誰が見るんだろうと思ったら平均視聴率は驚きの18.0%。歌う阿呆に見る阿呆……。
(白蘭)

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