2024年 4月 17日 (水)

「18年のつき合い」 テリーが語る飯島愛

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   <テレビウォッチ>飯島愛が死んだ。36歳。どうして? スポーツ紙の見出しも「孤独死」「急死」「変死」「衝撃死」「自殺か?」とバラバラだ。

さびしいね

   きのう15時すぎ、渋谷のマンションの21階、自宅リビングに倒れているのを友人がみつけた。数日前から連絡がとれなくなっていた。外傷なし。死後数日とみられる。死因不明。見つかったのがクリスマスイブというのも悲しい。

   残された手がかりは、ブログと週間朝日。

   「ピロリ菌がみつかった。飯島ピロリでーす」「この2カ月ほど軽いノイローゼ」「円形ハゲができた」「精神疾病。抗うつ剤を処方されたのでへこみました」(ブログ、9-10月に1か月の空白があり、最後の書き込みは12月5日だった)

   「食っちゃ寝食っちゃ寝してとにかく私変だったの」「幻聴が聞こえるし」「ゆっくり休んだしお金がないから働かなきゃって」「女の子の悩みにこたえるオリジナルのコンドームやコスメなどをサイトで売る、かっこいい下ネタ産業ですね」「芸能界はもう難しいと思う。今や私の知らない可愛い子ばっかりだし」(週刊朝日(12月26日号)

   加藤浩次が、「テリーさんは長いつき合いですね」

   テリー伊藤は、「18のときからだから18年です。1か月くらい前に電話があって、べらべらとりとめもなくしゃべった。とっちらかってるから、ゆっくり話そうっていった。金がない調子が悪いというのは口癖、サンジャポのときから」という。「円形ハゲとか、普通なら隠すようなことでも面白おかしくしゃべる人だから、自分から命を絶つ人じゃない」

   家出少女から水商売、1991年にAVデビュー、テレビタレントとして歯切れのいい言葉でうけた。2000年に出版した自伝小説「プラトニック・セックス」は、170万部を超えるヒットとなった。

   しかし、06年秋に腎盂炎を患い、07年3月突然芸能界を引退した。体調が理由といわれた。

   テリーは、「遅刻したり休んだりで申し訳ないと生真面目だった。一方で、キャバクラの面接にいこうかしら。ブログに書くと客がきてくれるとか、OLになろうとかとりとめのないところが、実はあった」ともいう。

   元の事務所には、新しい事業をやるのであいさつにくるといっていた、その矢先だったという。

   テリーが、「さびしいね」という。

   加藤は、「ブログなんか明るく語っているように見える」

   スクリーンに映る飯島愛の笑顔、あの裏になにがあったのか。知らない方がいいようにも思える。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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