刺殺された17歳の「叫び」 「人権擁護派」何と答える

2008/12/26      twitterでつぶやく このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事をBuzzurlにブックマークする この記事をクリップ! Yahoo!ブックマークに登録 newsing it!   コメント(9)   印刷

   <テレビウォッチ>今は亡き高校生が自作のラップソングを収めた1本のテープ。関係者の間で話題になり、ヒップホップグループの『キングギドラ』が今、「世の中に広めたい」と作品化に取り組んでいる。

   自作の歌詞をラップ調で歌っているのは、千葉県立高校3年だった鈴木健太さん(当時17)。

   昨(2007)年9月、自宅にいたところを、盗みに入った少年A(14)と鉢合わせ、Aが持ってきた包丁で刺殺された。

   母親(50)が「健太の声を聞きたい」と、遺品を捜していたところ見つかったのが、自作の歌詞をラップ調で歌うテープだった。

   兄に「キングギドラはいいよ」と教えられ、自ら作った歌詞をテープに吹き込んでいたらしい。母親は「びっくりしました。この歌詞は何?って」という。

   テープはラップ調で歌うと、だいたい3分ほどという。その歌詞をみると驚く。『今の世の中」というタイトルの歌詞だ。

   少年犯罪が多いことを指摘し、親や教師を批判、また幸せを奪われた被害者に思いをはせ許せないことばかりだなどとしている。被害者は守られず、加害者は匿名で守られることにも触れている。

   リポーターは「本当に皮肉ですよね~」。小木アナも「『被害者は守られず 加害者はAとなる 』(という歌詞)には、ズバッと本音をいわれ、マスコミにいて本当にドキッとしました」

   村田晃嗣(同志社大教授)は「大人は、殺人事件がいっぱいでドンドン鈍感になっているが、むしろ若い人の方が鈍感にならずに感じている。今年の一字は『変』ですが、これは変なことが起こる『変』。変えなきゃという『変』にしなければ……」と。

   犯人のAにこのラップソングを聴かせてやりたいと母親は思ったらしいが、手続き上のことで実現できなかったという。

文  モンブラン | 似顔絵 池田マコト

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