<テレビウォッチ>WBCで2連覇を達成して帰国した侍ジャパンの原監督は、凱旋記者会見でこう語った。「(選手たちは)それぞれ覚悟と潔さを持って日本力を見せつけてくれました。私の考える日本力というのは、気力と粘り。とくに決勝の韓国戦は粘りと気力を発揮して勝ち、世界一になれたことを誇りに思います」

どちらかと言えば精神論である。「侍」論を披歴してみせたといえるかもしれない。
では、原監督の采配はどうだったのか。みのもんたに「見事だったんじゃないでしょうか」と尋ねられた佐々木主浩(TBS解説者=元マリナーズ)は「準決勝、決勝と足を使った攻撃をしていました」と、機動力を活かした面を評価。その上で「今度の日本チームは徐々にひとつになって力をつけ、どんどん強くなって行った」と述べた。
各選手も異口同音に「このメンバーといっしょに野球できてよかった」と話していた。MVPに輝いた松坂の「こんなに楽しくなるとは思わなかった」という発言が象徴的だった。
そこまでまとめ上げた監督、コーチ連の手腕は認められるべきだが、優勝までの道のりが選手たちを一層、成長させたといえるだろう。
それにしても、この間の盛り上がり方で、日本は野球好きな国だと改めて思い知らされた。野球は日本人向きのスポーツなのであろう。
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