昨年10月にスタートした「久米宏のテレビってヤツは!?」がまさかの低迷からわずか半年で打ち切り。最終回では久米に気を使ってか決して打ち切りとは言わず、あくまでもリニューアルを強調していたのだが、本来なら「水曜ノンフィクション」(こちらも4月から「水曜ノンフィクション 関口宏モトをたどれば」にリニューアル)の関口ともども丸ごと変えたいところだろうが、そうもいかないのは何かオトナの事情でもあるのだろうか。
で、「クメピポ!」だが、このタイトルの脱力ぶりたるや。上から目線で物申すような「テレビってヤツは!?」に比べて一気に軟弱化というか、視聴者に媚びる感じが透けて見える。さらに副題の「絶対にあいたい1001人」も引っかかる。1回につきゲストを2人招いたとして、ざっと見積もっても10年はかかるぞ。誰が見たってそんなに続くわけがないと思うのだが、それをあえて1001人とつけたのはスタッフから久米宏への忠誠の証、あるいはそうあって欲しいという願掛けのようなものか。この日のゲストは現在TBSの「夫婦道」に出演中の高畑淳子。これまでのゲストに大竹しのぶ、太田光代、田中義剛がいるが、このメンツが本当に絶対にあいたい人なのか、久米に問いただしたい気もする。勢いのある千原ジュニア、ベッキーをレギュラーに加え、その人気にあやかろうという魂胆に、溺れるものは藁をもすがるという諺を思い出した。
(白蘭)

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