2024年 4月 20日 (土)

休校してもカラオケへ「殺到」 みの「血気盛んな高校生…」

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   <テレビウォッチ> 関西を中心に感染者が163人(5月18日現在)に達した新型インフルエンザ。専門家はすでに全国的に広がりつつあると見ていいと警告するのだが……

つらいですね

   大阪では休校になった高校生がカラオケ店に殺到。韓国では、日本を要注意国に挙げ、水際作戦でウイルスの侵入を食い止めようと全力をあげる中、マスクをした日本人観光客がぞろぞろ。

   番組は、危機対応の中でどう生活すればいいのかを続報した。

   感染が確認された163人は兵庫県で93人、大阪府で70人となっている。このうち高校生が、兵庫県では少なくとも63人、大阪府では50人と多い。しかし、今や高校生に留まらない状況になっている。

   5月18日には、JR三ノ宮駅構内の売店に勤務していた50歳代の女性スタッフが、また三菱東京UFJ銀行三宮支店でも20歳代の女性行員も感染が確認された。

   北里大医学部の和田耕治(公衆衛生学)は「この方たちは検査で感染が確認された人たちで、背景にはもう少し多くの方が感染していると思う」と。

   日本臨床内科医会インフルエンザ研究班の廣津伸夫副班長の話はもっと深刻だ。「今、神戸と大阪で感染が広がっていますが、すでに全国的に感染が広がりつつあると思っていい」と警告する。

   ところがそんな状況の中、1日2万人の日本人観光客が押し寄せる韓国では、日本を旅行注意地域に指定する一方、これら日本人観光客に対し徹底した防疫体制を取り始めた。

   韓国保健局は検疫質問書の提出を強制し、観光客の滞在先の把握に努めているという。

   番組の映像では、マスクをした日本人観光客がゾロゾロと韓国の空港に降り立った姿を。そのうちの1人の女性は「(自分が)安心というより、人にうつさなくてすむかな~」と。

   対応に追われる政府、自治体、医療機関を見れば、感染防止がどんなに大変か分かるはずなのだが……

   一方、休校で暇を持て余したのか高校生がカラオケ店に殺到したという新聞報道を番組が取り上げた。

   産経新聞社会面によると、兵庫、大阪で多くの小中高校が休校になった18日、大阪の繁華街で平日のもかかわらずカラオケ店に高校生が殺到し、平日の4倍の「盛況」だったとか。

   なかには半額セールを実施しているカラオケチェーン店には高校生が長蛇の列をつくる一幕もあったという。

   司会のみのが笑いながら「そりゃ、血気盛んな高校生に家に居ろというのはつらいですね~」と。

   しかし、TBS解説委員の杉尾秀哉は「マイクの唾液でカラオケは感染しますよ。これでは休校しても何の意味もない。行かないことをもうちょっと徹底してもらわないと……」。

   とはいえ、こればかりは専門家も決め手はない。和田は「危機対応の中で、その辺どう生活していくか非常に難しいのですね」と。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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