2024年 4月 25日 (木)

麻生首相「防戦一方」だったか 鳩山代表と第2回党首討論

   <テレビウォッチ>麻生首相vs鳩山民主党代表、2度目になる党首討論は、「国民の代表として問いたい……」と鳩山代表がいえば、「我々も選良だ」と麻生首相がいい返す、激しいやりあいになった。

で、採点は?

   日本郵政の西川社長続投問題で鳩山代表が「判断できない、ぶれる、間違える。間違った方のクビを切ったのではないか。首相の器としていかがなものか」

   麻生首相は「民間への介入は最小限にすべきだ。総理の人事権が及ぶのは内閣だから大臣の辞表を受理した」

   鳩山代表「なんでこんなに時間がかかったのか。私どもが政権をとったら西川氏には辞めていただくしかない」

   一番時間を割いたのが社会保障費問題。

   麻生首相が「3年後景気が回復したら、消費税も含めて税の抜本改革をやり、社会保障を手当てする。財源問題なくしてこういう話をするのは無責任だ。財源の話を聞かせてほしい」

   鳩山代表は「人の命より財源が大事か。優先順位をまず無駄遣いをなくすことからスタートする。政権をとっても4年間消費税の増税はしないと明言しておきます」。逆に「アニメの殿堂の話があるが、無駄遣いはないと思ってるのか」

   麻生首相は「アニメは思いつきではなくて、安倍内閣からのアイデアだ」

   鳩山代表「補正予算ですよ。安倍内閣からのがなんで入るのか。どう考えてもおかしい」

   47分間、終始麻生首相は押され気味で、新聞も「防戦一方」などと書いた。そこで、採点だ。

   民主の渡部恒三・最高顧問は「7対3」、岡田幹事長は「圧勝」と、鳩山代表。

   自民の細田幹事長は、麻生首相に「100点でしょ。(鳩山代表には)合格点はあげられない。情緒に訴えるのは政治家としてはずるい」

   みのもんたが、「前回は罵声、怒声、ヤジがひどかったが、今回は静かだった。で、採点は?」とスタジオに聞く。

   鳩山vs麻生

   岸井成格     65:41  いまの与野党の勢いがでた

   世耕弘成(自)  50:80  首相は数字を出してる。片や情緒論。

   田村耕太郎(自) 55:75  首相はもう少し説明してもよかった

   桜井充(民)   90:40  鳩山さんにしてはよかった(笑い)

   森ゆうこ(民)  80:30  麻生さんは思考停止

   さて、あなたの採点はどうか? スタジオではこのあと、激しいバトルになったが、その話は後段で。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中