2024年 4月 26日 (金)

鳥越「報道の仕方難しい」 滋賀タンク殺人と容疑者

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   <テレビウォッチ>ニュースワイド的には『汚水タンク殺人事件』ということになるらしい。赤江珠緒は「マンホールに女性を生きたまま投げ入れ、殺害した事件で交際していた上司が逮捕されました」と述べた。容疑者の男(40)は大手部品メーカー社員、被害者の女性(28)は7年前から、滋賀・高月町にあるその工場に派遣され、2人は同じ製造ラインで働いていたという。

あれに近い行動様式

   立花裕人リポーターの取材によれば、妻子ある男と女性の交際は社内で噂になっていたようだ。一方で、男は近所では、「まじめで温厚」「子煩悩のよいお父さん」で通っていた。

   立花がこれまで明らかになっている事実を報告する――容疑者のクルマから血痕が発見された(DNA鑑定中)、女性のケータイの最後の通話相手が容疑者、女性が行方不明になった午後、容疑者は早退、事件発覚後は欠勤がち――

   男は「殺していません。殴ってもいません」と容疑を否認しているそうだ。

   コメントを求められた吉永みち子が「自分の行動にけじめと責任をつけられない気の小さい人が、最大に追い詰められた状況になってこういう事件を起こしてしまう。窮鼠猫を食むような感じ」「女性も28才になればけじめを求める。別れてくれないことが大問題になる。捨てることはできないし。かつて妻がいるのに若い子と結婚の約束をして、式場に放火した人がいたけど、あれに近い行動様式」と語る。

   鳥越俊太郎は「8月から裁判員制度が始まると、加害者かどうかを決めるのは裁判官、裁判員になる。これまでだったら割と踏み込んで言えた。が、警察が逮捕し、本人が否認している、こういう事件については報道の仕方が難しく、断言しにくい」と話した。ますます口が重くなりそうである。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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