2024年 4月 24日 (水)

イメージ下げたのはどっち? 「総裁要求」東国原知事と自民

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   <テレビウォッチ> 「わたしを次期総裁候補として闘う覚悟があるか」――自民党の古賀選対委員長がきのう(6月23日)、次の選挙への出馬を要請した東国原・宮崎県知事の答えがこれだった。

沖縄を欠席して…

   知事によると、そのとき古賀委員長は「無反応だった」という。自民党が飲むはずのない条件だから、常識的には断ったと受け取るべきなのだろうが、東国原知事が真顔なのが、妙にひっかかる。あいかわらず、この男食えない。

   知事はもうひとつ条件を出した。全国知事会のマニフェストをそのまま党のマニフェストに入れ、4年間で実現させることと。これまた自民が飲めない内容だ。ここで、ニヤッとするどころか、「きちんと考える党になってほしい。外から新しい血をいれる覚悟が必要」なんていうもんだから、話がややこしくなる。

   案の定反応はきびしい。

   「あほらしい」(笹川総務会長)

   「東国原くん、顔を洗え」(松浪健四郎)

   「シャレでしょ? 断るために言ったとしか思えない。ホントだったら、すごすぎる」(橋下大阪府知事)

   「政党のために知事の座を投げ出すことが県民、国民に理解されるかどうか疑問」(民主党鳩山代表)

   「古賀さんもなめられたもの。自民党の値打ちがそれだけ下がったということ」(民主党岡田幹事長)

   「人の去就の問題だから、おちょくってるとは思わないが」(麻生首相)

   さて、知事の真意だが、与良正男は、「わかりにくいが、選挙で勝てばわたしが、と言っているからこちらの方が注目されてしまう。もう1つの知事会の条件の方を先にいっていれば政策論議になったのに」「まあ、足下をみられた。自民党がこけにされた」

   みのもんたは、「きのうは沖縄の日。古賀さんは日本遺族会の会長なのに、沖縄を欠席して宮崎へいった」

   与良は「古賀さんのダメージも大きい」

   柴田秀一が「東国原さんにとってもマイナスでしょ」

   春日美奈子が「大きく出たもんですね」

   「舞い上がってんじゃないのと思われますよね」と与良。「でも、自民も政策じゃなくて、人気に頼ろうとしてるんだからね」

   こうして誘われて国会議員になった人がどれだけいたか。で、当選してからまともにニュースになってる数がどれほどか。考えなくてもわかる。いま知事の方がはるかに存在感がある。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中