マイケル・ジャクソンが亡くなったので、急遽、彼の追悼番組が作られた。司会は小倉智昭、脇にデーブ・スベクターらがいて、さすがはネイティブアメリカン。マイケルがパパラッチに追いかけられる場面の、受け答えの微妙なニュアンスを解説したのが参考になった。我々ごとき語学力ではとても聞き分けられないレベルだ。
筆者は10年以上前、こちらが求めたのでないのに彼が接近してきて、マイケルと握手した経験がある。ある日、日本橋丸善の洋書階で本を探していた。客は筆者と家族だけで、何故か静かだった。突然、ドヤドヤと複数の人たちが入ってきて、こっちを見た。真ん中にマイケルがいた!だが、筆者は彼が来日しているのさえ知らなかったのでポカーン。後で知ったが丸善側はファンを1階で堰き止めていたらしいのだ。でも我々は誰何もされずに上がれたのである。
マイケルは何故か筆者を真っ直ぐに見てニコニコしながら近づいてきた。突っ立っている筆者の右手を掴むと強くシェイクハンド。やっと、「あ、M・ジャクソンだ」と意識して握手を返したら、いきなり肩を抱かれた(驚)。彼の周りには巨体の警備員が何人もいたが、みんな微笑んでいただけ。今となってはいい思い出である。合掌。
十人十色のマイケル論が飛び交い、当分テレビはネタに困らない。50歳という若き死は気の毒だが、プレスリーやマリリン・モンロー同様、アメリカの大スターが背負った悲劇は想像を絶するのである。
(黄蘭)

![]() | 緊急報道写真集 Michael Jackson 1958-2009 1週間編集部/編 by G-Tools |
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