2024年 4月 18日 (木)

自民に「バラマキ批判」資格あるか 「財源」と「借金」の関係

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   <テレビウォッチ> 民主党のマニフェストに、閣僚がかみついている。

   「財政はおそらく破綻状態になる」(与謝野・財政相)、「サービスの大安売り。まるで閉店セール」(甘利・行革相)、「甘い言葉にはウラがある」(野田・消費者行政相)、「金をどこから出すのか」(石破・農水相)、「バラマキ政策だ」(河村・官房長官)

   だが鳩山代表も負けてない。「与党は財源問題をいろいろ言ってます。でもあの方々に言われたくない。あの方たちは、無駄遣いし放題でお金を垂れ流して、足りなければ借金をしてきた」

   専門家からの突っ込みはもっと具体的だ。

   ◇子ども手当 「出生率減少の原因は、晩婚化、非婚化。保育所の整備など子育てのリスクをなくすことではないのか」(松原聡・東洋大教授)

   ◇地方分権 「補助金廃止と一括交付金は自治体にはありがたい。が、分捕り合戦が起こりかねない」(片山・元鳥取県知事)、「全国知事会の線からは後退している。税財源委譲とかが不十分」(東国原・宮崎県知事)

   ◇政策決定メカニズム 「事務次官会議のかわりを閣僚委員会がどこまでできるか。次官会議は123年も続いてきた1番必要な制度だ」(古川貞二郎・元官房副長官)

   むろん、民主党の鈴木寛・政調副会長は、ひとつひとつ反論した。とくに事務次官会議の廃止は、「官僚主導から政治主導への転換の核心」だ。「省益で反対し改革を潰す場だった」とする。

   鳩山代表は街頭演説で、「マニフェストを達成できなければ責任をとる」「責任をとるという当たり前のことができる政治をつくろう」と呼びかけて、拍手をあびていた。

   みのもんたは、鳩山代表がといった「責任」にこだわった。「何なんですか?」

   三屋裕子が、「ただ辞めるというのと違うと思うんですね。私たちは国民辞められないんだから」

   みのも「辞めるんじゃなくて、責任をとる?」

   与良正男は、「野党の政策がこんなに注目されたことはない。閣僚の批判を聞いてると、すでに与野党が入れ替わっているような(笑い)」「むろん論戦はしないといけないが、何百兆円という借金を作ったのは自民党なんだから、これを反省してもらわないと、バラマキだと批判はできない」

   で、自民党のマニフェストは7月31日に出る。みのが、「だめだったら辞める、それが責任ではないことだけはわかりました」

   追っかけて与良は、「自民もそれだけ言うんなら、どうせバラマキを出してくるんだろうから、きちんと財源を示してもらいたい」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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