2024年 4月 26日 (金)

菊池雄星は松坂を超えるか 「西武へ」で号泣した人

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   <テレビウォッチ> 「小倉さん、コングラッチュレーション」と笠井信輔(パチパチ)。まずは、西武ファンの小倉智昭へのご挨拶だ。10月29日に行われたプロ野球ドラフト会議で、注目の花巻東・菊池雄星投手は、史上最多の6球団指名を受け、西武の渡辺監督が制した。

   甲子園最速154キロという逸材だ。メジャーを含む20球団による争奪戦が繰り広げられたが、最終的に菊池は、「まだ世界には通用しない」と日本でのプレーを選択していた。

   今2009年初めて一般客1000人を招待してのドラフト会議。目玉の菊池には、西武、阪神、ヤクルト、楽天、中日、日本ハムが指名したが、交渉権を引き当てたのは西武だった。一般客から大きな拍手と歓声があがった。

   渡辺監督はカメラに向かって、「雄星君、すごい運命を感じてます」。思えば、かつて松坂大輔を引き当てたのは東尾監督、今回は渡辺監督。ともに投手出身というのが因縁めいている。

   当の菊池はもともと「ユニフォームで野球するわけではない。投げるのは自分なので、どこでもベストを尽くすだけ」といっていたし、決まった後も「やっとスタートラインに立てて、ほっとしています。まだ(プロの)レベルではないので、技術をあげたい」と謙虚だ。

   さらに、「愛されるような、球界の顔になれるような、日本中に認められるような投手になりたい」

   これを見て小倉が、「またウルグっちゃった」。隣の中野美奈子が大笑い。

「きのう3回泣いたんだ。指名された瞬間と、記者会見と、最後にLの帽子をかぶったとき、もう号泣」(笑い)

   笠井は「私は何もきません」と水をさすが、小倉は無視。

「気持ちとしてはメジャーでやらせてみたいと思っても、西武に来るとなると話が違っちゃう」(大笑い)
中野が「出られるもんなんですか?」
「出てくる。1シーズン目から出てくる。西武は左がいないですから、彼のピッチングなら出てくる」と小倉は断言。

   まずはめでたし、めでたし。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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