2024年 4月 19日 (金)

「事件記者」仲間由紀恵 「華々しさがない」理由

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アンタッチャブル>仲間由紀恵を見ると、どーしても『トリック』の自称天才マジシャン・山田奈緒子を思い出してしまう。怪しげな事件の真相を暴こうと奮闘する女性記者・鳴海をじっくり見れば見るほど、そのうち「お前のやったことはまるっとお見通しだ!」と決め台詞を言い出すんじゃないか……と錯覚してしまったり。

   今回仲間由紀恵が演じるのは、仕事にも恋愛にも不器用な三流誌『週刊アンタッチャブル』の女性記者・鳴海遼子だ。疑惑の根源には徹底的に突っ込んでいくアグレッシブな性格から、いつの間にか世の中の知られざる裏側まで探り当ててしまう……というコメディータッチのミステリードラマになっている。

レギュラー陣が地味すぎ?

   ドラマを見た感想は、まあ良くも悪くも無い無難なミステリードラマといったところか。困ったことに、作品の中にぐっと惹きつけられる要素が見当たらないのだ! 例えば出演者。毎回、中村獅童や京本政樹、オバマ大統領のモノマネで一躍有名になったノッチなど豪華なゲストを迎えているにも関わらず、イマイチ盛り上がりに欠けてしまう。悪く言ってしまえば、レギュラー出演者が『地味すぎ』なのでは?? ドラマの主人公である仲間由紀恵や要潤は演技も上手いし安心して見ていられるのだが……なんだか落ち着きすぎていて華々しさがない。2時間サスペンスドラマのような雰囲気が漂っている。

   今回、『クラシック音楽界の美人姉妹』として登場した雛形あきこと櫻井淳子も美人姉妹としてはちょっと……。まるで絵に描いたようなセレブっぷりには笑ってしまったが、もしやコメディー要員だったのだろうか?!

   アンタッチャブル編集部を翻弄する「名なしの権兵衛」の正体や、世間に着々と根を張る謎の団体「日本福祉募金振興会」など、ストーリー自体は視聴者を飽きさせない作りとなっているだけに、このキャスティングはちょっと残念。レギュラー出演者がこのままならば、せめて美人姉妹役で叶姉妹が出演……くらいの勢いが欲しかったぞ。<テレビウォッチ>

じょん

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