2024年 4月 18日 (木)

ピンクレディ曲にのり書道! ありかも「書」の青春ドラマ

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とめはねっ! 鈴里高校書道部>なんてことはない、学園青春ドラマだ。快活でまっすぐな主人公に、友情ありの、ライバルありの、恋ありの……。しかし、題材が「書道」というところがユニークだ。

   書道なんて、小学校の書き初め以来やっていない。文字を書くのも上手とは言えないし、書道ってなんか地味だし、そのわりに面倒だし……。そう思っていたのだが、このドラマを見て、ちょっとやってみたくなった。

「自由に書くのも書道」

   書道を始めたばかりの主人公を含み5人しかいない鈴里高校書道部。放送2回目では、弱小だと自分たちをバカにする鵠沼高校書道部を見返すため、「書道パフォーマンス」に挑戦する。

   最近、テレビでもとりあげられ知名度が上がってきた「書道パフォーマンス」。音楽に合わせ、ダンスなどを取り入れながら、大きい紙に書をしたためるといったもので、これまでの書道のイメージが覆される。ドラマでは水戸黄門やピンクレディの音楽に合わせ、「助さん、格さん、こらしめてやりなさい」「サウスポー」と書いていたが、見ていてとても楽しい。書道って地味だと思っていたのに、こんな高いパフォーマンス性を秘めていたのか。大きい紙に、大きな筆で、墨汁をたっぷりつけて思いっきり書く姿がなんともすがすがしく、中高時代にこんな部活があったら、入りたかった! と思わせるほどだ。

   「自由に書くのも書道なんです」と、主人公が言っていたが、この言葉は制作陣の伝えたいことそのものだろう。学園青春ドラマとして見ても面白いし(正直、キャストの演技はすごく上手い!ってわけではないが、ひた向きさが伝わってきて好感が持てる)、いろいろな書のかたちが見られるという点でも面白いドラマだと感じる。書道に興味がない人にこそ、見てもらいたい。<テレビウォッチ>

てらっち

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