2024年 4月 25日 (木)

鳩山弟離党「ひとり相撲」説 ベテラン政治記者「またか」

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<テレビウォッチ> 自民党の鳩山邦夫・元総務相が離党届を提出した。新自由クラブ、自民党、新進党など離党はこれで5回目だ。

お手並み拝見

   会見した邦夫元総務相は、自身を坂本龍馬に擬して「薩長連合ができれば最高」と。また、舛添要一・前厚労相と与謝野馨・元財務相の名前をあげて「接着剤的役割ができればいい。皆が一緒にやれるように私は坂本龍馬をやりたい」とも。

   4月末の連休を前に新党結成の腹積もりらしいが、西郷隆盛と桂小五郎の仲をとりもち薩長同盟の立役者となった龍馬のようにうまくいくかどうか??

   名指しされた2人は、チームづくりには今のところ慎重な構えをみせている。

   舛添前厚労相は「鳩山邦夫さんであれ誰であれ、時間の許す限り意見交換したい」。一方、与謝野元財務相は電話で本人に「あんたの気持はよくわかる」と答えたという。

   スタジオでは、小倉キャスターが「またかという感じですね。龍馬になれるかどうか、お手並み拝見というところですが……」と。

   これにゲストコメンテーターとして生出演した時事通信のベテラン政治記者、田崎史郎が笑いながらも次のように……

「2回目の離党の時に取材をしていて、鳩山さんのほうから『田崎さん、離党しますからね』と気軽に言っていた。やはり、またかという感じがしますね」

「何がしたいの?」

   さらに小倉が「(新党結成の)可能性はどのくらいあるんですかね~」にも田崎は……

「鳩山さんが、舛添・与謝野両人と話しているのは事実ですが、今回の行動については何も相談していない。舛添さんや与謝野さんを支持していらっしゃる方々はこの行動には非常に批判的です。鳩山さんの独立行動というか、ひとり相撲の感じですね」

   タレントの渡辺満里奈のひと言が言い得て妙。「慎重過ぎてがんじがらめのお兄さんに自由奔放の弟さんという感じ。何がしたいのかさっぱり見えない」と。

   最後に小倉が「自民党のごたごたを民主党はどう見ているんでしょうか?」に、田崎は「みな顔が弛んでいますね」。

   小沢・鳩山列藩同盟は、『政治とカネ』を巡って砲弾を浴び減速中。列藩同盟内部もバラバラの様相。弛んでばかりいると、落城もありうる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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