2024年 4月 19日 (金)

ドラッカー読みのドラッカー知らず 「いい会社」の試験紙とは

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<テレビウォッチ> 『経営学の神さま』『現代の哲人』と呼ばれたピーター・ドラッカー。2005年に惜しまれてなくなられたが、日本で今、性別や世代を超えて甦っている。

いまブーム

   書店に積まれたドラッカーの書籍がベストセラーになり、雑誌が特集を組むなど、脚光を浴びているのだ。今回はスタジオに、ドラッカーの著書の翻訳で知られる上田惇生とドラッカーの大ファンという糸井重里をゲストに迎え、森本健成キャスターが『なぜ今、ドラッカーなのか』を話し合った。

   1909年にオーストリアで生まれたドラッカーの思想は、激動の時代に生きた生涯と深いかかわりがある。

   世界恐慌やヒットラー・ナチスの台頭を目の当たりにしたドラッカーは『イデオロギーや利益の追求では人々を幸せにできない』と考え、社会や組織はどうあるべきかを追求し始める。

   その後、アメリカに渡ったドラッカーは、繁栄を謳歌するGMなどの巨大企業に注目し、よりよい社会を築くには組織の運営やマネジメントが必要不可欠であると考え、研究に専念した。

   そして世界で初めて、組織をいかに運営すべきかを体系化。そのあり方を提唱し続け、組織の中で人の能力を引き出す多くの名言を残した。

『人こそ最大の資産』『真摯なくして組織化なし』『利益は目的ではない』『強を基準に据える。組織とは人間の弱みを中和し、同時に人間の強みを成果に結びつけるための特殊の道具である』

   ところで、日本で巻き起こっているブームに火を付けた青春小説が今人気を集めている。タイトルは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。

   代表作『マネジメント』を分かりやすく解説し、24万部もの大ヒットを記録している。

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