2024年 4月 19日 (金)

細野豪志幹事長代理ナマ出演「これで選挙に勝てるほど(有権者は)甘くない」

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   7日に発足した民主党の新体制は、脱小沢色が鮮明に出た。なによりも反小沢発言で聞こえた枝野幸男(46)が幹事長というのだから驚き。小沢一郎が廃止した政調会長も復活。その玄葉光一郎も46歳。執行部の平均年齢も小沢体制から10歳以上も若返った。

「政治と金 まだケリついていない」

   両院議員総会で枝野幹事長は、「党運営の徹底した透明化」と様変わりを強調した。記者会見では、政治とカネについて「個人としては企業・団体献金は受け取らない」としたが、小沢の政倫審出席問題では「幹事長を辞めてけじめをつけた」「個人の防御権がある」と法律家らしい言葉で否定的な見解だった。

   このあたりなかなか微妙だが、枝野の下で幹事長代理に就いた細野豪志議員(38)がスタジオで語った。小沢時代は副幹事長。新旧の橋渡し役でもある。「枝野さんも若いし、私も若いので驚いている」と言う

   みのもんたが質問をぶつける。

   みの「小沢氏の辞任には驚いた?」

   細野「イエス」

   みの「はっきり言って、私は親・小沢だが…」

   細野「あまり色分けはしないほうがいい」

   みの「もともとは?」

   細野「小沢さんが民主党を強くしたことは間違いないので、引き継いでいきたい」

   みの「イエスですね(笑い)。退陣後、小沢さんと話したことがある?」

   細野「イエス」

   スタジオに「ホー」という声が広がる。

   みの「これで参院選には勝てる?」

   細野「いやー、そんなに甘くない。あとひと月以上ありますから」

   みのが今回の「反小沢執行部・内閣」について聞いたが、細野は「菅さんは、そういう意識ないんじゃないか。さきがけとか信頼の深い人たちと仕事をしようということが、結果そうなった」と慎重に答えた。

   みの「小沢さんが枝野さんに会わないのはなぜ」

   ここで元朝日新聞政治部記者の早野透「天岩戸に隠れちゃった。ストライキじゃないか」

   細野「いやもう、決まりました。わたしが間に入りました。時間を調整中です。きちんとした引き継ぎしないといけない」

   みの「政治と金の問題にはけりはついた?」

   細野「いや、なかなか。幹事長、副幹事長というのは、打ち出の小槌もってるようなところがある。枝野さんがはっきりと受け取らないと言ったのはよかった。最終的に党全体のものにしたい。10年間、私もやせ我慢で受け取ってない。よかったと思う」

   政倫審、検察審査会の動きについては、やや歯切れが悪かったが、2人区2人立候補、高速道路の新料金問題などでは歯切れがよく爽やか。

   細野「2人落ちるようなことはいけない。仕事を辞めて人生かけてるんですから。部品じゃない。高速道路は時間をかけたほうがいい。これまで関わる人が少なかったので、騒ぎにもなった」

   この人、小沢の下ではテレビにあまり出なかった。国会の廊下でのコメントばかりの印象だったが、こうして出てくること自体が変化か。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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