「ヴィドール」ジュイ左声帯に血栓「歌手やめようと思ったことも」
2010.06.11 16:23
0
ヴィジュアル系ロックバンド「ヴィドール」のボーカル、ジュイが「一つ嘘をついていました」と6月10日(2010年)のブログで告白した。
09年春から左の声帯に違和感があり、歌の途中に咳こんだり、得意だったファルセット(裏声)が出ないことがあった。それでも「オレはプロだから頑張らなきゃ」と強い薬を飲み、ツアー20回を乗り越えた。
その後も症状がよくならないので、しばらくの間、歌も話すこともやめ、喉を休めた。ところが、2月(2010年)にセッションの練習で久々に歌ったら、再び裏声が出なくなり、病院で「血栓が大きくなってる」と診断を受けた。
ブログには「喉は順調に回復してる」と書いていたが、実際は「吸入器が無いと完璧には歌えません」。ロングツアーは無理、イベントは30分が限界で、歌手をやめようと何度も思ったが、歌をとったら何も残らないし、他の仕事は考えられない、と治療に専念することを決めた。手術もする。
「どのくらいで治るのかさえまだ分からないし、ぶっちゃけ怖い。
でも、必ず、戻ってくるから、だからオレを、ヴィドールを信じて待っていてください」
とファンに呼びかけている。