2024年 4月 26日 (金)

「上海・茨城4000円」の中国・春秋航空第1便到着 

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   みのもんたがボードの「上海―茨城往復」とある下の目隠しをめくる。1000円札が現れた。もう1枚、もう1枚とめくって計4枚。

   「井上君、いくらですか」

   「4000円です」(笑い)

   しかも、将来は「立ち乗りも」と出た。おいおい……。

   中国格安航空会社「春秋航空」のチャーター第1便がきのう(28日)、乗客150人を乗せて茨城空港に下り立った。週3便で、秋には定期便化をめざしているという。魅力はとにかく安いこと。

   国内航空会社だと、上海・羽田のエコノミーは往復18万円だが、春秋航空は3万5000円から(幅があるらしい)。第1便で来日した王正華社長は、4000円は「予約などの条件が整えば可能」と自信を示した。(片道という報道もあるのだが、「朝ズバッ!」は往復だと伝えている)

   なぜそんなに安くできるのか。

   徹底的なコスト削減と機内サービスの有料化だ。サンドイッチ350円、おかゆ200円、水100円……といった具合。客室乗務員・地上職の人件費も日本の航空会社の10分の1、パイロットも3分の1という。

   機体も全てエアバスA320型に統一して、整備コストを削減。座席も本来ビジネス+エコノミーで140席のところを、全部エコノミーにして180席。手荷物の持ち込みは15キロに抑え(普通は20キロ)、超過分はしっかり追加料金をとる。機内の物品販売も積極的にやる。そして、将来は「立ち乗り席」を開発するのだという。

いずれは「立ち乗り席」も

   取材した奥平邦彦レポーターは「全てが4000円ではなくて、買うタイミングによるそうですが、売り上げの10%くらいになるのではないかと春秋航空は言っていたいた」と報告。もう4000円は実施されてるのか。一部報道では、王社長は「当面は実施できない」と言ったと伝えているが。

   奥平は経費節減を①本社は古いビル②経営陣から一般社員まで移動は公共交通機関③王社長も海外出張ではカップ麺――と並べてみせた。

   「ロンドンでも、地下鉄を使えば5ポンドだよ、なんて語ってました」

   司会のみのもんた「持ち込みはいいの、カップラーメンとか。持ち込み料とったりして(笑い)。茨城空港心配してんのよ」

   奥平「仁川、釜山に、今度は上海。神戸線も10月から再開、年度内に札幌、名古屋線が開設予定だそうです」

   みの「茨城の空港から都心まではどうするんですか」

   柴田秀一(TBS解説委員)「直には行けないので、車で駅まで出ます。2、3000円だと思います」

   「4000円のチケットで!」とみの。

   柴田「全部が4000円じゃない。一部です」

   奥平「全部4000円だと赤字になる」

   北川正恭(元三重県知事)「昔サンフランシスコから横浜までの船賃より、横浜から東京の方が高いというのがあった」

   はー?

   みの「一度利用してみたですね」

   その文句たらたらが聞きたいね。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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