2024年 4月 23日 (火)

仮設住宅が間に合わない!梅雨空にまだ必要戸数の半分以下

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   梅雨入りとなった被災地では、210か所の避難所が土砂災害の恐れのある危険個所に隣接している。では、梅雨を迎えて仮設住宅の建設は進んでいるのか。必要な仮設住宅の戸数は、岩手、宮城、福島の3県で約6万1000戸という。

目標6万1000戸。まだ2万7200戸

   菅首相は「お盆までに私の内閣の責任で希望されるすべての人が仮設住宅に入れるよう完成させる」と明言。これを受けて、国交省は5月末(2011年)を目標に計3万戸の仮設住宅を建設する計画だったが、現状ではまだ届いていない。大畠章宏国交相も5月30日、「完成したのは2万7200戸に止まり、目標に届いていない」ことを明らかにしている。

   3県の必要戸数と完成戸数の内訳は、岩手県1万4000戸(完成戸数6869戸)、宮城県2万3000戸(同1万294戸)、福島県2万4000戸(同6332戸)で、まだ半分にも満たない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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