2024年 4月 26日 (金)

細野豪志・原発担当相また脅し?「大飯再稼働しないと人が死ぬ」

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   きのう20日(2012年6月)に行なわれた民主党の両院議員懇談会は、懇談会というのがいまひとつわからないが、分裂かと見ていたが、野田首相も輿石幹事長も「挙党一致で」ときた。 すったもんだはまだ続くが、どうやら「分裂回避」「26日法案採決」という道筋は固まった。こんな話面白くも何ともない。

「小さな病院あるし、人工呼吸器を付けてる人は家庭にもいる」

   ナマ出演した細野豪志・原発担当相には、政局よりも大飯原発再稼働に質問が集中した。大飯の再稼働で関西地区の電力供給は余裕が出ることは確かだが、問題は「安全判断の基準は暫定」(野田首相)であること。関西広域連合の橋下大阪市長らは「基準が暫定なら、期間も限定すべき。夏期だけで市民の生活は守れる」としている。しかし、細野は「期間限定は考えていない」としている。

   司会のみのもんた「福島の始末もついていないのに、いいのか」

   細野「野田総理は国全体のことを考えて判断した。私は福島と同じことが起こらないようにという立場。福島は津波だったから、大飯も津波に対処できるかを徹底検証した」

   みの「原発が東京にあったら絶対再稼働させないんじゃないですか」

   細野「それは究極の矛盾です。福島・東京、大飯・関西、同じです」

   みの「東電の人に聞いたら、福島の放射線をコントロールする技術はないそうじゃないですか」

   細野「私は京都生まれ。親は滋賀の近江八幡に住んでいる。当事者の意識で考えた。経済はいいとして、大規模停電で命を落とす人があってはならない。原発を動かさないと命の問題になるととらえた」

   みの「命を守るのにどれくらいの電力が要るんですか。自家発電などでそれくらいは(再稼働なしでも)維持できるのでは?」

   細野「大きな病院はいいが小さな病院もある。人工呼吸器を付けてる人は家庭にもいる。リスクを全部は排除できない」

   岸井成格(毎日新聞主筆)「電力会社とか専門家が信頼を失って、何か言っても本当かなと思われてしまう。そういう不信感がある間は再稼働すべきではない」

   細野「政治家も厳しい目で見られている。金をもらってるわけでもないが、きびしい判断をしている」

   岸井「福島はまだ収束していない。原因も津波ということになっているけど、本当に人災的なミスはなかったんですか。津波にしても想定外じゃなかったというデータもある」

   細野「地震についてはきちんと作動して止まったことはわかっている」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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