2024年 4月 25日 (木)

テレビ局制作現場の制服「ポロシャツにチノパン」スーツ・ネクタイじゃ仕事にならん

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   暑いこの夏、街で見かける男性が不憫でならない。クールビズが提唱されてから今年で10年になるのに、いまだに長袖ワイシャツにネクタイ締めてスーツ姿の男性が少なくない。背中に汗でべったりワイシャツがひっつき、汗の塩で白くなっているスーツを室内でムリして着ているのを見ると、周りも不快だ。本人は暑いうえに周りからも嫌がられるとは、お気の毒様である。

   その点、放送局の制作現場の男性たちは気が楽だろうな。スーツを着ている人は本当に少ない。多くのサラリーマンの制服ファッションがスーツだとすれば、制作現場の男性のそれはポロシャツにチノパンだ。基本はこのファッションで、少し年齢が高い50代はポロシャツがワイシャツにチェンジする。社会的にも、この人はサラリーマンなんだと認識されやすいかたちになる。

   逆に20代、30代はポロシャツがTシャツに、チノパンがジーンズになる。大学生と大差なく、「いい年しているのに、あんな格好をしていて何の仕事をしてる人なんだろ?」とご近所さんから不思議に思われそうな感じだ。不規則な生活が続く仕事柄、ラフな服装が一番だと、これが制服のようになってくる。

実力派に多い自己主張型びっくりファッション

   そんな中にも突出したファッションの男性がどの局にもかならずいる。プロデューサーやディレクターは芸能人に顔を覚えてもらってナンボ。僕を覚えてください、見てくださいと嫌でも目に入ってくるような自己主張型ファッションの人たちだ。

   茶髪でオラオラ系ブランドのファッションに身を固め、アイ・ラブ・ビーチという歩く看板のような40代後半、サラサラロングヘアに厚底ブーツで周囲に好きな音楽のジャンルをアピールしているような50代、金髪に年中アロハ姿の40代前半など、かなり目立つ。

   これは男女問わずで、毎日ミニスカにピンヒールの女性、年中帽子をかぶっている男性(こういう人にかぎって薄毛ではない)、ノーメイクに男装スタイルの女性、薄くメイクやブラジャーを付けている男性だっている。個性重視派で、オシャレというより自己主張型サラリーマンでおもしろい。ちなみに、このタイプのプロデューサー、ディレクターは有名番組で一旗あげる実力派だ。

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